今回はお盆ということもあり、7名の参加でした。
結構ワイワイと盛り上がりました。
7月に開催されたザ・ロープ・オーサカで披露されたあ中国製の構造模型キットについて説明がありました。
ルカンやボムケッチ、ブルーノーズなど非常に素晴らしいキットでした。
柘植の彫刻まで付属しており、木材はペアーウッド(梨木)ですが非常に質の良いものでした。
またレザーカットされた各部品の合いも素晴らしく注目に値するキットではないかと盛り上がりました。
次に、土井さんから15世紀のカラベル船ピンタの甲板艤装について質問がありました。
カラベル船は実はあまり文献が残っていない船で、微妙なところがあるのですがワイワイやっていました。
外板の張り方について、堀さん、米川会長も交えて話が盛り上がりました。
一通張りの仕方について堀さんから詳しい手順の説明がありました。
一通張りも16世紀や17世紀のガレオン船となると逆R(タンブルフォームの凹部)があり工夫が必要になります。
リギングについて再度にディスカッションしました。
堀さんからは 静索、動索それぞれ10種類は容易したいとアドバイスがありました。
五十嵐さんからは、鐘紡のカタン糸(綿)なら8番、20番、30番、40番、50番、60番、80番があり
更に細い糸としては2コードのポリエステルの90番糸が、安価で、大変細いと紹介がありました。
更に細い糸となると、エジプト綿の120番140番185番がありますが、こちらは高価です。
糸の太さですが、アンカーロープを別とすると、最も太いのがメインステイでマストの1/6
最も細いのが、ラットラインでマスト径に関係なく直径8mmですから、1/64で0.12mm90番くらいとなります。
太い糸は自分で、撚り機を作って、2本撚り、3本撚り、4本撚りをします。レザークラフト用の麻糸も大変太い糸があり使えますが、伸びますので要注意です。
またラットラインの間隔は
実物が大体15~116インチ(38~41cm)なので、あまり広くならないように注意しましょう!!
今回はここまでです。次回をお楽しみに(^O^)/