7月例会の様子

7月例会のテーマは”ラダーの作り方”です。




ラダーの作成では、舵板側に付けるピンの付いた”ピントル”と船体側に付くピンを挿しこむパイプの付いた”ガジョン”の金具を作成します。

舵板や船体に付く部分は真鍮板を細長く切って作ります。
船体に止めるための釘をさすために真鍮板に穴を開けますが、小さな穴を開けるのはラウンドカッターを使えば綺麗に開けることができます。 ラウンドカッターはCフォースで手に入れることができます。
また、100均で手に入るマニュキュアを磨くためのドリルは軸径2.3mmのドリル刃を付けることができるので、小さな穴を開けるにはてがるな工具として利用できるそうです。
穴を開けるのは金具を接着して動かないようにしてからするのがおすすめ。
釘を入れるために、プライヤーの先端を削ってつかみやすくした工具も役に立つ。

ピントルはロウ付けして作成するのではなく、ピンを挿して作成する方が簡単。
木に当たらないように少し斜めに入れても、ピアノ線ならまっすぐになるように曲げても大丈夫。

ガジョンは真鍮板にパイプをロウ付けして作成。
ガジョンはピアノ線を通してまっすぐにして、船体の中心線と合うようにし、船体に合わせて曲げる。ガジョンだけつけて高さを決める そのままラダーにつける。

ピンは少し削って入れやすいようにしておき、ピンを入れたらラダーが外れないようにマスキングテープ等で固定しておく。