当会の初代事務局長の堀会員がテレビ朝日の「私の幸せ時間」でとりあげられました。
IGA のすべての投稿
第4回京都帆船模型俱楽部作品展
10月1日~6日まで沢山の方にお越しいただきありがとうございました。何時ものように外国の方も多く楽しい会話も弾みました。
会場風景を御紹介します。
会場の入り口です。いつもお世話になっっているスタジオMさん。大変賑やかでした。
外からも見える場所に吉村さんのビーグル号です。
その横に、艦載ボート達がジオラマ風に展示されています。
入ってまず目につくのが英国が誇る黄金の悪魔 ソブリン・オブ・ザ・シーズです。迫力満点の大継さんの力作です。
その隣は、堀さんの力作 フランスのガレー船ラ・レアルです
入口には構造模型が2隻。五十嵐さんのオランダの80門艦De7Provincien号 その奥が吉村さんのビーグル号
福田さんのラ・クローンです。
佐野さんのティークリッパーの代名詞カティサークです。
米川会長のブルーノーズです。カナダの魂のような船だとカナダの方が熱心に語っていただきました。
製作中の2隻 和谷さんの米国の代表的な44門フリゲート:コンスティチューションです。その奥が米川会長の咸臨丸です。
グレーテルがぞろぞろと城さん布垣さん尾崎さん堀さんの力作です
カレンダーの販売コーナーです。
尾崎さんのコーナーです。京都新聞賞や京都府知事賞が輝いています。
五十嵐さんの複葉機の構造模型です。
城さんの楽しい木のおもちゃのコーナーです。
奥に右からキングストン侯爵夫人号、菱垣廻船、ハリファックス、シニューです。
星屋さんの力作 キングストン侯爵夫人号です
高橋さんの菱垣廻船です。
和谷さんのハリファックスです。
堀さんのシニューです。フランス語で白鳥を意味しますが、ピッタリです
清水さんのビーグル号です。
グレイハウンド、ピンタ ニーナ、ニーナ、アラートです。
迫田さんのHMSグレイハウンドです。その奥が土井さんのピンタです
佐野さんのニーナ号です。2隻とも
佐野さんのニーナです
佐野さんのアラートです。これはペーパークラフトです。
精密ペーパークラフトの本場ポーランドのVESSEL社:ブランド名SHIPYARDのキットです。
ご来場ありがとうございました、
2年後に、また同じ場所で作品展を行う予定です。お楽しみ(^o^)/
京都新聞に記事が掲載されました。
第4回京都帆船模型俱楽部作品展
ザロープオーサカ第46回木製帆船模型展
見逃された方 9日 日曜日 再放送です
NHK沈没船クエストでVASAが出てきます
京都帆船模型倶楽部作品展の御案内
詳細は決まり次第アップしますので、乞うご期待(^O^)/
第4回京都帆船模型倶楽部作品展を2024年10月1日火曜日
~6日日曜日まで寺町三条のギャリエヤマシタさんで開催します。
3月の例会の様子
3月の例会の様子です。
春だというのに寒い日が続きます。
今回は13名の参加です。ワイワイ帆船談義で盛り上がりました。
午前中は自由討議です。
堀さん、布垣さん、土井さん、佐野さんが製作中の作品を囲んでの帆船談義です。
福田さんのペーパークラフトのスペインのガレオン船を囲んで大継さん、佐野さんと帆船談義です。
とても紙とは思えない重量感ある作品です。
実際に持つと結構重いですけれども。
素晴らしい出来栄えです。
どう見ても木製帆船模型展にしか見えませんが、ペーパークラフトです。
午後から例会です。
今回は、福田さんのスペインのガレオン船 サンサルバドルの紹介と米川会長が製作中の咸臨丸のターンバックルの加工についてワイワイ帆船談義です。
福田さんからペーパークラフト作成のコツや注意点を細かく紹介してくれました。
実は、みんなはこの船はメイフラワー号だと思っていました。
福田さんの詳しい解説がありました。
実はスペイン船でした。
サンサルバドル号は、フアン・ロドリゲス・カブリリョの指揮で1542年9月28日に現在サンディエゴを発見しました。

レプリカも建造されており、乗れます。
サンディエゴの海洋博物館にレプリカがあります。
是非ホームページを見てください。
米川会長から製作中の咸臨丸のターンバックルについて製作の苦労話がありました。
「シュラウドのターンバックル:3本のマストを支えるシュラウド(静索(せいさく))の船体への取り付け部は、帆船時代よりデッドアイと呼ばれる三目(みつめ)の滑車が使われてきましたが、“咸臨丸”では最新式のターンバックルが用いられていたことが資料により判明しています。」
TurnBuckleまたはRiggingScrew索緊螺ともいいますFalconerの辞書1815年版にもでてきませんからやはり19世紀の新しい装具だと思われます。
米川会長は得意のフライス加工でこのターンバックルを加工されます。
結構複雑な形をしており、どうやって機能するのか結構議論が盛り上がりました。
米川会長さんから城さんへ作業依頼がありました。
この非常に細かい部品を量産する何かいい方法はないか?
城さんビックリするくらい早く作業をされました。
これが城さんの回答です。
製作方法は省略しますが、厚さがないものであれば、他にも応用できる方法でクリートの量産にも使える技で一同感心感心です。
艤装について五十嵐さんからそもそも艤装:Fittingとはなにかを洋書のカラー写真を中心に説明がありました。
特にカロネード砲については、その装填発射操作の流れをCGを使って説明がありました。

その後、実際の加工の話で堀さんから大砲の製作で講義がありました。
大砲のリギングについて色々な作品を見ながら、どう処理していくのが見栄え良くできるのか、ベテランならではの講義でした。
続いて砲架の製作方法について講義がありました。
意外に製作が面倒な砲架ですが、堀さんから簡単に綺麗に作れる方法の解説がありました。
スライスするのではなく、最初に薄ーく木工ボンドを塗って棒状にしてから、この棒状の状態で切削加工していくと全て同じ大きさになります。

最後の切り離しですが、お湯を使えば綺麗に剝がれますし、布で吹くと直ぐに乾くので湿り気で木材が反ることも全く心配ありません。
今回はここまでです
また、次回をお楽しみに(^O^)/
2月の例会の様子
2月の例会の様子です。
今回は15名の参加でした。
ワイワイと楽しい帆船談義
午前中は自由討議です。
ワイワイと楽しい帆船談義が始まります。
尾崎さんと土井さんが作品を囲んでワイワイしています。
作品は15世紀のニーナでしょうか
皆さんそろって、ワイワイ帆船談義に華が咲いています。
布垣さんが図面を広げています。
迫田さんとワイワイしています。
午後から例会です。
米川会長から事務連絡がありました。
最近ペーパークラフトが熱いという話題になりました。
そこで、佐野さんの機関車とアラートの作品の紹介がありましたあ。
とても紙とは思えない精密さ。
木製帆船とは一味違った苦労があるようです。
木地仕上げは無理ですから塗装は必須です。
佐野さんからも色々と説明がありました。
B曲げができないことや、木口の処理が結構面倒。
接着剤は木工ボンドではうかうかすると皺が寄ってしまします。
佐野さんのアラートはキットですが、次の福田さんのガレオン船は自作です。
ネットから図面を得て自分でペーパーを選んで製作されています。
かなり苦労して正確されていますが、船体の部分はサフェーサー処理をしっかりとやって灰色に塗装されています。
塗装は全て筆でエアブラシは使っていないそうです。
重量感もあり、とても紙には見えません
結構重量もあります。
ずっしりしています。
城さんから便利な道具の紹介がありました。
ペーパークラフトにピッタリのスチノリです。
皺にならずに簡単に使用でき、入手しやすいそうです。
皆さん色々と特技をおもちで頼もしい限りです。
グレーチングの加工方法について3通りの説明が五十嵐さんからありました。
ガイドブックによる帆船模型製作
今回は、手摺りの支柱とウォータウエイの加工です。
堀さんから手摺りのスカーフ作業についてベテランの技の紹介がありました。
綺麗に板を継ぐのは難しいのですが、コツについて詳細な解説がありました。
ガイドブックの解説を米川会長がしています。
ただ、実際の模型製作では船の縮尺によっても加工方法が変わります。
福田さんからも意見がでました。
福田さんは大型の作品が多い方です。
豊富な経験からくるアドバイスは説得力があります。
ワイワイガヤガワしました。
最後に五十嵐さんからパレルの説明がありました。
普段、模型製作ではここまでしませんが
オランダの文献による紹介がありました。
メイン・ロアーヤードの4列のパレルのリギングは複雑で、3本のロープを使います。またこれで締まるのかと首をかしげたくなる取り回しです。
フォア・ロアーヤードの3列のパレルも3本使い複雑なリギングです。
トップヤードの2列も大変複雑です。
これも3本なのですが、どうみてもヤードをマストにしっかり固定するようには見えません。
でも、実際に模型で再現すると意外にすんなりと収まり、カチッと固定されます。
尾崎さんと城さんから一見複雑なとりまわしも、お二人の説明を聞くと「なるほど」となりました。
模型で再現するとものすごく手間ですが、折角の機会ですので挑戦してみませんか?
今回はここまでです(^O^)/
次回をお楽しみに!!