「製作日誌」カテゴリーアーカイブ

制作日誌

BEAGLE号 構造模型作成日誌 更新(9/8)

BEAGLE号 構造模型作成日誌の「第5回 船体仕上」を掲載しました。ホームページ上部の「製作日誌」から選んでいただくと内容を読むことができます。 お楽しみください。

第1回 表紙概要

第2回 船体作成     <- 4/26追加

第3回 下部デッキ製作  <- 5/17追加

第4回 上部デッキ製作  <- 6/26追加

第5回 船体仕上     <- 9/8追加

【未掲載】第6回 大砲

【未掲載】第7回 艤装(1)

【未掲載】第8回 艤装(2)

【未掲載】第9回 その他

8月例会の様子

8月例会のテーマは”キャットヘッド”と”アンカー”です。

キャットヘッドとは、船首から両舷に角のように突き出しているもので、アンカーを上げ下げするための滑車を吊り下げるためのクレーンのようなものです。

先端には滑車を吊り下げるための穴を開けます。実際には芯車が埋め込まれています。芯車は、竹串を使うと作成しやすいようです。 模型では穴を開け、溝を付けてそれらしく見せることもできます。

穴を開ける場合、綺麗に並んで開けるために、コンパスカッターやデバイダーなどでずれないように位置決めをします。 穴は上下から開けて中で接続するように開けると、上下の位置がずれないので綺麗に仕上げることができます。

キャットヘッドの先端に装飾がされていた船もあります。 彫刻で作成できればベストですが、手芸用の飾りなどでそれらしいものを入手し張るだけでも見栄えよくできます。

アンカーを自作する場合、真鍮材を組み合わせロウ付けして作成することもできますが、より容易な方法として、①アルミ板に切り込みを入れ、3つの足のような形にして叩いて形を整える方法 ②2mm程度のパイプを利用し、パイプにくさび型の穴を開け、そこに先端をとがらしたパイプを差し込んで形を作る方法などの紹介がありました。

アンカーの根元には”ストック”と呼ばれる横木がありますが、これは2本のストックでアンカーを挟み込むような構造をしています。 2本のストックを固定する手間に””フープ”と呼ばれるもので締め上げるようになっていますが、模型では0.2㎜程度の真鍮板を巻き付け、穴を開けて固定するか、ろう付けで固定することになります。

ストックから突き出しているアンカー部分にはアンカーロープを巻き付けるリングがありますが、このリングはむき出しではなく、ロープが巻かれています。

また、アンカーにはアンカーブイがついているので、丸棒を切り、楕円形にしてから糸を巻き付けて作成します。 アンカーブイ作成時に溝を付けておくと糸を巻き付けやすくなります。

BEAGLE号 構造模型作成日誌 更新(6/26)

BEAGLE号 構造模型作成日誌の「第4回上部デッキ製作」を掲載しました。ホームページ上部の「製作日誌」から選んでいただくと内容を読むことができます。 お楽しみください。

第1回 表紙概要

第2回 船体作成     <- 4/26追加

第3回 下部デッキ製作  <- 5/17追加

第4回 上部デッキ製作  <- 6/26追加

【未掲載】第5回 船体仕上

【未掲載】第6回 大砲

【未掲載】第7回 艤装(1)

【未掲載】第8回 艤装(2)

【未掲載】第9回 その他

横浜帆船模型同好会の作品展に行ってきました。

五十嵐会員が11月10日に横浜の作品展に行ってきました。その御報告です。

JR神奈川駅から直ぐにかんがわ県民センターの一階に展示場があります。

入口に大型帆船模型があります。
17世紀初頭のスペインの大型ガレオン船アポストル・フェリペ


京都から来ましたとお話しすると、会長さんらが親切に案内してくれました。大型帆船模型が多いのですが、ミニュチュア模型もあり、ペーパークラフトありと、その幅の広さと技術水準の高さと会員の方の温かさに大変ここちよい一時を過ごすことができました。
本当に良い雰囲気の作品展でした。

今度は小さな精密な作品です。


大型帆船模型が続きます。羨ましい限りです。






フランスのルミラージュです。



珍しいオランダの大型帆船模型です。オランダの海洋博物館にも大型模型が展示されています。


構造模型の製作中の作品が並びます。ハロルドハンの制作手法です。この方法ですとフレームの位置がピッタリ定まります。



 


アラカルト的な作品もとっても精緻に製作されています。



船首像の作品が展示されていました。本当に技術の幅が広く驚きです。


カットモデルの作品も展示されていました。



レーザーカットの展示もありました。


手順書と初心者世のテキストも作成されています。

帆船模型講習会の紹介がありました。

ここまで整然と計画されているものを見たことがありません。凄いです。

初心者のためのスクラッチ講習会です。

何とペパーモデルであの豪華な17世紀のフランス艦 ル・フェニックスをわずか8ヶ月で製作されています。会長さんの凄い熱意が伝わってきます。

先生の作品と生徒の作品です。紙とは思えない質感があります。


ランタンのギミックも紹介されています。




3Dプリンターを活用した大砲、ケベックの紹介もありました。


全部は紹介しきれませんでしたが、11隻1/200ル・フェニックスの素晴らしい作品が展示されていました。ミニチュアモデルの展示もありました。


サービングマシン等の凄い自作マシンの展示がありました。モーターもマブチモーターではありません。凄いです。


大型帆船模型が並びます。


エセックスです。


チャールズモーガンです。


フランス艦 エルミオーヌです。




ビクトリーです。今回2名作られているようです。




ロイヤルキャロラインです。



全てを紹介しきれませんでしたが、本当に素晴らしい作品展でした。

(^O^)/

福島帆船同好会 第30回木製帆船模型展

福島帆船同好会 第30回木製帆船模型展

会期:2023年 10月 23日 (月)~29日 (日)

9:30~18:00 ※10/24(火)は休館

会場:こむこむ1階にぎわい広場

福島市早稲町 1-1

入場無料

主催:福島帆船同好会 協力:福島市子どもの夢を育む施設こむこむ

後援:福島市教育委員会 SEKIYA

製作日誌 ビーグル HMS BEAGLE(25:最終回)

帆船模型 ビーグル HMS BEAGLE
(scale 1/55) の、スクラッチビルドによる
製作日誌第25回は、最終完成写真です。

アナトミーの、HMS BEAGLE の資料を基に2021_03_29_Beagle01_000
基本図面の作成に約4ヶ月を費やし、また
製作過程でも追加の図面を作成しながら、
製作開始より3年あまり、かかりました。
自分としては2隻目の帆船模型でしたがなんとか完成しました。ビーグル号の製作日誌ここまでです。

ありがとうございました(^o^)/

2021_03_29_Beagle01_001

吉村 製作
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製作日誌 ビーグル HMS BEAGLE(24)

帆船模型 ビーグル HMS BEAGLE (scale 1/55)の、スクラッチビルドによる製作日誌
第24回は、リギング関連です。

アナトミーの、HMS BEAGLE2021_03_1_Beagle01_000
の資料には、右図のスタン
ディングリギングのイラスト
が掲載されています。
これを基に作業しました。

吉村 製作
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製作日誌 ビーグル HMS BEAGLE(23)

帆船模型 ビーグル HMS BEAGLE (scale 1/55)の、スクラッチビルドによる製作日誌
第23回は、ヤードの製作・取付です。

メインマスト・フォアマストに取り付ける2021_02_1_Beagle01_000
横帆用です。

アナトミーの、HMS BEAGLE の資料には、右図のメインマスト・フォアマストのヤード全体図及び次頁主要部材の概要が、掲載されています。

これを基に製作図を作成しました。

吉村 製作
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