9月の例会の案内です。
京都の烏丸三条東へ200m程入ったところです。kyotoshipmodelclub@gmail.com
令和5年9月9日(土曜日)
10:00~フリートーク
13:00~例会
三条高倉響ビル 2階 204号
会場は響ビルの2階の204号です。
入口のインターホンを押してください。
メールをいただければ係の者が玄関でお迎えします。kyotoshipmodelclub@gmail.com
残暑厳しい中、例会を開催しました。
今回は15名の参加でした。(^O^)/
ワイワイガヤガヤ楽しいいひと時でした。
午前中は自由討議です。
星屋さんが持参したキングストン公爵夫人を囲んで
堀さん、佐野さん、高橋さんがワイワイと帆船談義で盛り上がっています。
福田さんのアドバイスのもと大変綺麗にしあがっています。
これから、マストを立てていくのですが、リギングは準備が全てです。
綿密に計画をたて手際よく作業を進めていかないと、手が入らず大変なことになります。
午後から例会が始まります。
米川会長からあいさつがあり、各人からの報告がありました。
神戸の作品展の紹介があり、是非いきましょうと言う話になりました。
佐野さんからは作品展のプレス発表について提案がありました。
布垣さんからは、缶バッチの自作についての紹介がありました。
クラブのマークと自身の作品の船です。
本当に綺麗です。
素晴らしいできで、是非クラブとしても取り組んでいきたいと思います。
次は、中国製のキットについてです。
前回から話題沸騰しています。
素晴らしい中国製のキットについて、中国通の福田さんから説明がありました。
通販サイトを見て実際に現地で店を確認する徹底ぶりで皆驚くばかりです。
玉石混合で素晴らしいものもあれば、よく文書を読まないとキットを買ったつもりが、キットをつくるためのツールだったり
色々な経験による面白いお話が聞けました。
つづいて、横浜の帆船模型ガイドブックにそった連続講座です。
米川会長から甲板の釘の処理方法などについて説明がありました。
ワイワイと盛り上がりました。
甲板にマストの穴をあけますが、その当たりの注意点について尾崎さんからアドバイスがありました。
佐野さんからマストとヤードをつなぐパレル、トラスについて質問がありました。
実はパレルというのは仕切り板とビーズ(ビブとトラック)からなるヤードをマストに固定する関節で特にロアーヤードのパレルは大変複雑です。
五十嵐さんから説明がありました。フォア、メインは3列又は4列 ミズンマストは2列となります。右図は4列です。組のロープです。ヤードには左右3巻きとなります。
クリックして拡大すると分かりますが、このロープの掛け方ではヤードをマストに締め付けたり緩めたり上手くできません。掛け方は国、時代で幾つもバリエーションがあるそうです。今回はオランダ船プリンスウイレム号とDe7Provincien号を例に説明します。
こちらは、一番多い3列です。こちらもヤードには左右3巻きですが、4列とは全くことなるロープの掛け方です。これも不合理なロープワークでヤードをマストに締め付けたりはできません。
これで固定できるのか不思議ですが、実際にやってみるとこれで固定できます。
次は、2列です。ミズンマストに使います。こちらも結構複雑です。
模型の場合大変なことがあります。図をよく見るとわかるのですが、先に3列のビーズと仕切り板に糸を通してからヤードにセッティングしたいところですが、不可能です。
1列目のみ通したら、ヤードに糸を巻きながら、トップ付近でスペースの無い中、玉と仕切り板に糸を通すこととなり、大変です。
そもそもビーズの製作も大変で黒檀に旋盤で穴をあけ、円柱の外径を成形し、更にカップホルダーで玉にしています。この作業だけで1ヶ月かかります。
時代が18世紀になるとトラスが出てきます。こちらも複雑ですが、大分簡単です。
オランダ船の場合ロアー トップ、トゲンスルマスト、3段とも全てパレルです。英国船などはトップ、トゲンスルがトラスのものもあります。
RCAndersonの本にも省略でよいと記載されていますので、省略してもよいと思います。
でも是非挑戦してみてください。非常に時間はかかりますが面白いです。
今回はここまでです。次回をお楽しみに(^O^)/
今回はお盆ということもあり、7名の参加でした。
結構ワイワイと盛り上がりました。
7月に開催されたザ・ロープ・オーサカで披露されたあ中国製の構造模型キットについて説明がありました。
ルカンやボムケッチ、ブルーノーズなど非常に素晴らしいキットでした。
柘植の彫刻まで付属しており、木材はペアーウッド(梨木)ですが非常に質の良いものでした。
またレザーカットされた各部品の合いも素晴らしく注目に値するキットではないかと盛り上がりました。
次に、土井さんから15世紀のカラベル船ピンタの甲板艤装について質問がありました。
カラベル船は実はあまり文献が残っていない船で、微妙なところがあるのですがワイワイやっていました。
外板の張り方について、堀さん、米川会長も交えて話が盛り上がりました。
一通張りの仕方について堀さんから詳しい手順の説明がありました。
一通張りも16世紀や17世紀のガレオン船となると逆R(タンブルフォームの凹部)があり工夫が必要になります。
リギングについて再度にディスカッションしました。
堀さんからは 静索、動索それぞれ10種類は容易したいとアドバイスがありました。
五十嵐さんからは、鐘紡のカタン糸(綿)なら8番、20番、30番、40番、50番、60番、80番があり
更に細い糸としては2コードのポリエステルの90番糸が、安価で、大変細いと紹介がありました。
更に細い糸となると、エジプト綿の120番140番185番がありますが、こちらは高価です。
糸の太さですが、アンカーロープを別とすると、最も太いのがメインステイでマストの1/6
最も細いのが、ラットラインでマスト径に関係なく直径8mmですから、1/64で0.12mm90番くらいとなります。
太い糸は自分で、撚り機を作って、2本撚り、3本撚り、4本撚りをします。レザークラフト用の麻糸も大変太い糸があり使えますが、伸びますので要注意です。
またラットラインの間隔は
実物が大体15~116インチ(38~41cm)なので、あまり広くならないように注意しましょう!!
今回はここまでです。次回をお楽しみに(^O^)/
今回もワイワイ帆船談義です。
午前の部です。
迫田さんが福田さんに依頼されてたプロクソンのミニレースマシンに取り付ける
通称福田マシンができたので取り付けて調整を教えてもらってます
午後の部です。
米川会長から本日の例会終了後の懇親会についての案内を含めた連絡事項と続いてガイドブックに沿った講義としてデッキのプレート貼りについて皆さんと論議しました
模型作りのよろず相談所 と言う企画で皆さんの相談を解決に導こうという
新しい試み 今日は地毛さんの相談です
船体が正確に左右対称にできていないという悩みと滑車にロープを括り付けるときに
大継さんから自分のやり方の紹介があり、皆さんからもいろんな意見が出て盛り上がりました
滑車への括りの工具は先月の例会で悩みの紹介があったので福田さんが滑車を取り付けたり
ヤードを取り付けて固定できるジグを自作して地毛さんや他の方にも提供されました。
今回はココまでです(^O^)/
4月の例会は、最初に総会を開催しました。
今回は、なんと15名の参加です(^^)/
いつもの様に、帆船談義に華が咲きました。 続きを読む 4月の例会の様子
今回は、なんと17名もの参加です(^^)/
新たなメンバーも加わり、和気あいあいとなりました。
続きを読む 2月の例会の様子