8月の例会の案内です。(例会は毎月第2土曜に開催しています。)
京都の烏丸三条東へ200m程入ったところです。kyotoshipmodelclub@gmail.com
令和7年8月9日(土曜日)
10:00~フリートーク
13:00~例 会
三条高倉響ビル 2階 204号
会場は響ビルの2階の
204号です。
入口のインターホンを押してください。
メールをいただければ係の者が玄関でお迎えします。kyotoshipmodelclub@gmail.com
7月例会のテーマは”ラダーの作り方”です。
ラダーの作成では、舵板側に付けるピンの付いた”ピントル”と船体側に付くピンを挿しこむパイプの付いた”ガジョン”の金具を作成します。
舵板や船体に付く部分は真鍮板を細長く切って作ります。
船体に止めるための釘をさすために真鍮板に穴を開けますが、小さな穴を開けるのはラウンドカッターを使えば綺麗に開けることができます。 ラウンドカッターはCフォースで手に入れることができます。
また、100均で手に入るマニュキュアを磨くためのドリルは軸径2.3mmのドリル刃を付けることができるので、小さな穴を開けるにはてがるな工具として利用できるそうです。
穴を開けるのは金具を接着して動かないようにしてからするのがおすすめ。
釘を入れるために、プライヤーの先端を削ってつかみやすくした工具も役に立つ。
ピントルはロウ付けして作成するのではなく、ピンを挿して作成する方が簡単。
木に当たらないように少し斜めに入れても、ピアノ線ならまっすぐになるように曲げても大丈夫。
ガジョンは真鍮板にパイプをロウ付けして作成。
ガジョンはピアノ線を通してまっすぐにして、船体の中心線と合うようにし、船体に合わせて曲げる。ガジョンだけつけて高さを決める そのままラダーにつける。
ピンは少し削って入れやすいようにしておき、ピンを入れたらラダーが外れないようにマスキングテープ等で固定しておく。
当会の初代事務局長の堀会員がテレビ朝日の「私の幸せ時間」でとりあげられました。
京都帆船模型倶楽部にテレビ取材の申し込みです。 テレビ朝日で火~金20:54、土21:54から(関西のABCテレビは月~金17:47から)放映されている”私の幸せ時間”という番組に京都在住の方という限定で帆船模型を楽しんでいる様子を取材したいと依頼がありました。 放送は7月か8月のいずれかになります。 詳しいことが分かりましたらまたHPで紹介しますので、楽しみにしてください。
6月の例会のテーマは”索止め具”についてでした。 ”ビット”、”ピンレール”、”クリート”、”ケーベル”、等々いろいろな形態の索具があります。 それぞれの使い分けや模型作成での経験談の議論がありました。 また、索留め具で使用されるビレイピンの作り方の説明では、ブロクソンのミニ・ウッドレースを活用した方法で、チャック側での固定だけでなく、反対側にフリーの穴を開けた治具を作成し固定させることで円材がぶれないようにする方法が紹介されました。 ちなみに竹串で作成するのがおすすめとのことです。
その他のテーマでは模型作成に役立つ工具の説明です。 京都帆船模型倶楽部で”福田マシン”と呼ばれているプロクソン ミニウッドレースを利用した工具の紹介です。 ビットを使い板を削り希望の厚さにしたり、鋸刃で溝を切ったりできます。 滑車やグレーティングを自作することに利用できるものです。
また、金属製のドアの滑車を利用した真鍮線の圧延機の紹介もありました。 真鍮線を平板にしていく工具で、とことん自作した方向けのアイテムです。
5月のテーマは”シュラウドを固定するチャネルの作り方”でした。
お手本にしているガイドブックの記載を確認しながらこれまでの経験の紹介や疑問点についてディスカッションしました。ディスカッションで出たコメントを紹介します。
大別するとチャネルと砲門の位置の問題とチェーンの作り方の2点の内容となりました。 特に砲門の位置はチャネル作成前に穴を開けてしまうので修正できません。砲門の位置については図面を作成してシュラウドとの重なりだけでなく、フレームの場所との関係、甲板上の構造物との関係等十分なチェックをしておく必要性があることが参考になりました。
当倶楽部の活動が4月18日の京都新聞で紹介されました。
BEAGLE号 構造模型作成日誌の「第2回 船体作成」を掲載しました。ホームページ上部の「製作日誌」から選んでいただくと内容を読むことができます。 お楽しみください。
今年は京都帆船模型倶楽部が設立され10年目になります。 4月には東さんが新たに入会され、会員は22名となりました。 午前のフリータイムには気軽に初心者が、ベテランからノウハウを伝授してもらえるいい時間となっています。
午後は年次の総会があり、会計報告、役員体制の更新がありました。趣味の会ですがこの辺りはきっちりと運営されています。
今月は初心者が増えてきたこともあり、ロー付けの説明・実習がありました。 スクラッチやキットのグレードアップを行うために金属部品を加工する必要が出てきますが、強度を持たせた金属の接合にはロー付けが必要となります。 当倶楽部のホームページで動画での説明も見られますが、実際に見てやってみることで簡単に理解できました。やり方を理解するのは簡単ですが、場数を踏まないとなかなかうまくできないようで、最初のうちは何割かは失敗するものと思っておく必要があるようです。
福田さんからは、酢とスチールたわしで作成したお手製の染色剤の紹介がありました。 ワトコオイルのように木材を染色するものですが、オイルベースのワトコなどでは、染色後に木工ボンド接着することが難しくなりますが、紹介された染色液はベースが酢なので、染色後もも木工ボンドで接着することがでます。 作り方は簡単で黒酢にスチールたわしを付けて溶かすだけです。
吉村さんの”BEAGLE号 構造模型製作アルバム”を全9回で掲載を開始しました。
ホームページ上部の「製作日誌」から、「製作日誌 BEAGLE号 構造模型製作アルバム」を選んでいただくと内容を読むことができます。 お楽しみください。
【今回】 第1回 表紙概要
【未掲載】第2回 船体作成
【未掲載】第3回 下部デッキ製作
【未掲載】第4回 上部デッキ製作
【未掲載】第5回 船体仕上
【未掲載】第6回 大砲
【未掲載】第7回 艤装(1)
【未掲載】第8回 艤装(2)
【未掲載】第9回 その他