ハーフムーン号の製作日誌です。
1609年にオランダ東インド会社に雇われたヘンリーハドソンが米国東海岸探検に用いた船=HalveMaenでハドソンは英国人ですが、船はオランダ船です。
ウッディジョー社のキットです。
2艘目の帆船です。初作品は作るのに精一杯で、製作記録も何も残していなかったので今回は出来うる限り記録を残してご紹介します。
(失敗も含めて・・・)
初作品はコーレル社のアンフィオンに挑戦しましたが、説明書・図面等が理解できずに苦労しました。今回は国産メーカーを探し、ウッディジョーのハーフムーンに決定しました。
ネットで購入し、中身を見てびっくり!!
木製部品は殆どがレーザーカットされた部品で、船体はマホガニーだが他の部品は白木に薄い板を貼り付けたり、塗装する様になっている。極めつけは、滑車等はプラスチック!!
ポンプ等はホワイトメタル!!に塗装となっている。
手間暇おしまず材質をマホガニーで統一し全て部品は作りなおすことにしました。
手持ちの板を流用して船台をつくり、キールをはめ込みます。
キールはキットの合板を使用。
レーザーカットされた部品を切り離し、船首部・船尾部のフレームを組立てます。
精度が出ており狂いなく組み立てられます。
このキットは船体が3分割となっています。
フレームを組み上げた状態です。
<アップグレード>
開閉式のドアにし、小さな小部屋を作りました。
厚み0.5mmのマホガニー材を張りますが、 後でペーパーかけの修正がしにくく結構気の使う作業となりました。
<プチ・アップグレード>
甲板材の側面を鉛筆の芯で塗りつぶし、貼った後黒い筋が薄く浮き上がるように工夫しています。
マホガニー材の甲板を張り終え、マスト取り付け穴を空けた状態です。
17世紀のオランダ船の船首は大変曲線が急です。
船首部分が丸くなっており、段差なく、このままでは、外板の貼り付けるのが困難です。
2重貼り構造になっていても、1回目の張りがベコベコでは補正できません。
必ず綺麗な下地を作ります。もっとも板が0.5mmですから、ペーパー補修がほとんど無理ですが。
貼り終わった外板を取り外しホームセンタ ーでバルサ材を購入カーブにそってフィラを詰め丁寧に整形していきます。
フィラー材質は柔らかいですが、この急なカーブにそって削るのに結構時間がかかります。
本来は全て、フィラーで埋めたほうが、外板張りが楽なのですが、ついつい面倒くさくなり船首と船尾のみに留めました。
【1回目の大失敗です。!!】
この手抜きが後になってとても高くつきます。
後悔先にたたずです。(本当は、フィラーで埋めて、バテンを何度もあて、スムーズな曲線を描いているか、凹凸がないか確認し修正します。葉書の厚さの凹凸でも×です)
100円ショップで購入したクリップが役にたつ。材質は1.0tの檜材なので曲げは比較的楽にできます。
瞬間接着材を使うと早くできますが、後で修正できませんので、木工ボンドを使います。
上部を張り終った状態。
必ず右舷・左舷と交互に貼ります。一方のみ先に張るとと船体が歪んでしまうためです。
次に下部から貼り付ける。
ここにきて船首・船尾のみに入れたフィラを中間部にも入れておいた方が楽なことを痛感した。
オランダ船は断面が四角くビルジのところの曲りが急なためです。
下貼りを全て完了した状態。
比較的上手く貼れました。パチパチ (^o^)
手作り工具
船体をヤスリで整形する前に、小道具を用意します。
ペーパーかけするのに余った角材・丸棒等に両面テープで180番〜600番位のペーパーを貼り付けておくと作業が楽にになります。張り替えることにより繰り返し使えます。
キットでは合板のキールの上に薄いマホガニーの板を貼り付けるように指示されています。
今回切り取って無垢のマホガニーでキールを新作し取り付けました。フレーム組立時に最初から作っておいた方が楽なことに今気づきました。【しまった!! 2回目の大失敗です】
船尾部の上板貼り付け。
この部分はフラットな為、簡単に貼り付けることが出来きました。
一番難関の外板貼りスタート。(本当は、必ずバテンをあてて、下地の凹凸を修正してくださいね)
最初に基準線を決めて左右貼り付ける。
非常にもろい材質なので注意しないとすぐ割れてしまう。
(マホガニーは大変さくい木で割れたりささくれ立ったりします。)
<アップグレード>
今回は、一通張りに挑戦です。
隙間が出来ないように、船首、船尾、中央と寸法を計りながら、板幅を変えて貼り付けていきます。一番難関の外板貼りスタート。
(下地がキッチリと出来ているか再確認です。下地の凸凹を外板で補正することは出来ません)
最初に基準線を決めて左右貼り付けます。
マホガニー材は非常にもろい材質なので注意しないとすぐ割れてしまいます。
(無理をせずにキッチリとコテで曲げます)
キット図面では、最終的に三日月の隙間が出来てこれを埋めるように指示されてます。
船首部分の曲がりが急な為捻りを加えながら板が割れないように、又隙間ができないように左右均等に貼るのに苦労します。
5枚位貼ったら残りの寸法を計り直し、都度板幅の修正をします。
上部が終われば次に下部から残りの部分を貼り付けます。
最後の一枚は現物合せで隙間の出来ないようします。
<3回目の失敗>
ワトコオイルを塗ってしまうと、あとで接着できなくなります!!
全て外板を貼り終わり、ペーパーで凹凸の補修をした後、早く綺麗に仕上げたいと気が焦りワトコオイルを塗ってしまいました。
満足のいく仕上がりにはなったが次の工程で反省する羽目となってしまいました。
<プチ・アップグレード>
キットのウエールは檜材が入っていますが、マホガニーの角材に変更。
一晩水に浸したが、少し力を入れると折れてしまい、カーブに沿って曲げるのに苦労しました。
(マホガニー材は曲げにくいです。サクラ材やカステロ材(柘植代用)は無理な曲げにも応えてくれます。)
先にワトコオイルを塗ってしまった為木工ボンドでは接着力が弱くなってしまいました。
船首部の急カーブ部分では隙間が出来てしまいます。
瞬間接着剤を使って対応しました。
瞬間は、貼り直しが効かない為位置決めに苦労しました。
4本のウエール共隙間なく綺麗に貼ることが出来きました。!(^^)!
図面指示通りの位置に大砲の砲門の穴を開けました。
図面では片舷2門で左右4門砲となっています。
でも、ネットで調べると、片側4門砲の写真が多いです。
4門砲の方がバランスが良いように思えましたので、その方向へ。
<プチ・アップグレード>
手すりも当初の計画通り、マホガニで作り直しました。
支柱もキットは檜の角材ですが、マホガニーの丸棒を少し加工して作成しました。
図面と違う改造は要注意!!
散々悩んだ末、砲門は追加したほうが格好よいと判断して片舷2門→4門へ。
何も考えないでウエールのカーブに沿って開けましたが、これが大失敗でした。((+_+))
大砲の砲門は甲板の下側に開きますが最後尾の砲門が半分ほど甲板の上部にかかってしまいました。
砲門を開けてしまうまで全く気づきませんでした。
今更穴埋めなどの補正も出来ず最大のピンチ。(>_<)
コーレル社の写真には鳥小屋が取り付けられていた為、現物合せで鳥小屋で穴を塞ぐように、小さな小屋を取り付けました。
我ながらグッドアイデア。
これで一つの問題点を解決出来ました。!(^^)!
ここで工具の紹介です。
ホームセンターで購入したミニバイス。
作業机に簡単にセット出来、細かい作業に重宝します。
<アップグレード>
写真上部がキットの格子。
下部がマホガニーで自作した格子。
嵌め込むように改造しました
)^o^(。
写真上部がキットのハシゴです。
縮尺の割に部材が太い感じですので、これもマホガニーで作り直しました。!(^^)!
右側がキットのポンプ。
ホワイトメタル製で色を塗るようになっています。
左側のようにマホガニーで作り直しました。(^J^)
こだわりで可動式にしました。(^J^)
右側がポンプ同様ホワイトメタルの捲揚機
檜の角材を接着するようになっています。
これもマホガニーで作り直しました。
センターに真鍮棒を通し、回転するように改造しました。(^J^)
今まで作った部品を船体に取り付けた状態。
少し船らしく格好がついてきました。!(^^)!
ここまでで一応船体関係の艤装作業は完了しました。
次からマストなどリギング類の制作に取り掛かかります。
少し休憩した時期もありましたが、約1年が経過しました。
リギングのおすすめの本です。洋書ですが、ほとんど99%絵なので全く問題ありません。
The Rigging of Period Ship Models:
A Step-by-step Guide to the Intricacies of Square-rig
アマゾンのHP 出版元のHP
マストもマホガニーの丸棒を購入し
図面の指示通りさせ作成取り付けました。
マストは船体に対して垂直ではなく傾斜していることに注意が必要です。
レーキ(後ろに傾ける)といいます。
英国船はフォアは垂直、メイン、ミズンが後ろに傾きますが、
オランダ船は英国船(4~6%勾配)よりもかなり傾きます(8%勾配)
出典:The rigging of ships 著R.C.Anderson 13頁
amazonのHP 出版元のHP
トップ(見張り台)
17世紀のオランダ船は、英国とことなり、平たいトップではなく籠になっています。
時代とともに籠の深さが浅くなり、最後は平板になります。
写真上部がキットの部品。
初心貫徹で写真下部のようにマホガニー材で製作します。
非常に細かい作業で何度も失敗しました。これだけで3日も費やしています。
組み立た状態。メーンマストとフォアマストのトップ(見張り台)。
左側はワトコオイルを塗った状態です。
細かい作業にはピンセットが必需品となります。
良いものを選びましょう! 安物では先が合わず使い物になりません。
暇を見つけてはホームセンターを巡り色々探したが、先端がカーブした物が扱い易い。
リギング作業時に使用するハサミ。
解りずらいが写真右上のハサミは先端がカーブしている。
結構扱いやすく多用している。
刃物は良いものを使いましょう。作業効率が全然違います。菊一文字は高価ですが是非そろえたい一品です。
ビレイビンの作業
ロープを止めるものは3種:クリート、ケベル、ビレイピンです
ケベルはロワーシートやブレースに使います。
ビレイピンはもっともポピュラーな止めとなります。
写真左から順に
キットの金属製のビレイピン
市販品の木製ビレイピン
細く成型したビレイピン
ワトコオイルを塗ったビレイピン
資料によると、金属製のビレイピンは18世紀に入ってから採用されたそうで、ハーフムーンの時代には無いです。
その為木製のビレイピンを購入したが
太い為写真のように成型加工した。
木工旋盤のチャックにビレイピンを挟みヤスリで成型しました。
数が多く少し力を入れると折れてしまう為、結構根気のいる作業となります。
旋盤加工での切削のし易さは材によって全く異なります。
柘植、カステロ、サクラ、ペーウッドなどは切削性が良いです。
写真上部がキットに入っていたプラスチック製の滑車類。
<グレードアップ>
下部がマホガニー材で製作した滑車。
但し、右端の三目滑車(デッドアイ)は市販品を使用した。
豆知識
三目滑車(デッドアイ)
デッドアイとは「死人の目」という意味で三つの穴が髑髏を 思わせるところからそう呼ばれるようになったそうです。
滑車の製作
角材に穴を開けて切り離した後ヤスリで成型します。
小さくて手で持っての作業は無理な為、刺抜きを利用すると便利。
真鍮板を輪っかにしてはめ込んで固定できるようにしています。
溝は極細の三角ヤスリを使用します。
ナイフヤスリ(両刃やすり)では割ってしまうので、三角ヤスリが良いです。
上野文盛堂本店の精密やすりはお勧めです。
チャンネルやシュラウドやステイの艤装です。
<今回から写真をクリックすると拡大します。>
ますチャンネルも砲門を追加したので、現物合せで製作しました。
船体にマスキングテープを貼り付けて、マスト上部からロープを引っ張りチェーンプレートの角度、長さを設定し印を付け。
デッドアイ取り付け完了。
キットでは、チェーンプレートは銅線を巻いて作るようになっていたが
見栄えが悪い為、真鍮棒を黒染して製作しました。
※黒染めは、別の機会に詳しく説明しますが、サンポールなどで酸洗浄ののち、希釈した黒染め液に数分付け、真鍮を黒く染めるものです。
次から帆船模型の心臓部になるリギング作業にはいります。
帆船模型の出来を左右する為、慎重な作業に取り組みます。
残念ながらキットには茶色のロープが3種類しか入っていません。
少なくともサイズ別にステイ用に黒いロープ5種類位、動索用に茶色ロープ5種類位、
黒色・茶色のミシン糸数種類を事前準備しておく必要があります。
このロープはホームセンター等では販売しておらず、帆船模型専門店で購入するしかないと思います。
<豆知識>
スタンディングリギング(静索)
ステイ、シュラウド、バックステイ等マストを支えているロープの総称。
通常動かすことがない為「静索」といい、ロープを保護する為に
タールを塗ってあるので黒い色をしている。
模型では黒色のロープを使用します。
ランニングリギング(動索)
ヤードや帆を操作する為のロープの総称。
一般に滑車の中を通過しており、絶えず動かすロープの為
タールは塗っていない。
模型では茶色のロープを使用します。
サービング
ステーの上部、シュラウドの上部や船首よりのシュラウドのロープの上に巻いてある細いロープ。
湿気を防ぐ為と、帆が当たっての損傷を防ぐ為です。
見た目ほとんど解らず通常は省略ですが、作品展出品という大きな目標がある為、省略せずに頑張ります。
写真のような道具を自作(市販されていない為)
右のハンドルを回すことにより、80番~90番のミシン糸をロープに巻きつけていく。この時、水で薄めた木工ボンドを塗ると後で緩まなくなります。
シュラウドを取り付けた状態。
デッドアイの間隔が同間隔になるよう注意する。
この時点では仮締めの状態。
写真では解りずらいですが一番先頭のシュラウドのみサービングを施してあります。
フォア・メイン・ミズンのロワーマスト全てにシュラウド・ステーの取り付け完了。
この時点でマストの前後・左右の傾きに注意しながら本締めをします。
ラットライン取り付け作業
パソコンでラインを引いた表を作ると結び目がよく見えて作業が楽になります。
間隔は縮尺にあわせて計算します。
参考までに海王丸見学の際、実測すると35cmありました。
50番のミシン糸を使用しています。
フォアマスト・メインマストのラットラインを張り終えた状態。
遠くからは見えない位細いラインです。
ピンと張らずに少したるむ位のほうが見栄えが良いと思います。
結び目には水で薄めた木工ボンドを塗っておきます。
同様にトップマストにもシュラウドを取り付けます。
ステー・バックステーは先輩から借りたコーレル社の図面を参考にして、ウッディージョーの図面とは大きく変えています。
これでスタンディングリギングはほぼ完了です。
少し帆船らしくなってきました。
<図面を変えた時の注意点をスッカリ忘れていました・・・・>
参考にしたコーレル社の図面はセールなしの図面でしたのでセールを張るか張らないか思案のしどころです。
前回の作品はセール無しだったので、今回は張ることに決定しました。
まずはヤードの製作。
マスト同様、原寸図に従ってマホガニーの丸棒から削りだしました。
この工程写真の撮り忘れ。
各滑車類にロープを取り付ける。
非常に細かい作業の為、ミニバイスに挟んでするとやり易いです。
結び目を小さくする為、極力細い糸を使用します。
80番のミシン糸を使用しています。
リギング作業中、滑車が外れないよう、結び目に瞬間接着剤を塗っておくとよい。ただ、糸が固くなって折れやすいのせ注意を・・・・
余った丸棒の先に、色々な形状に加工した真鍮棒を取り付けた治具を作っておくと便利。
特に針を付けておくと瞬間接着剤を少量塗る時に重宝します。
ヤードに滑車をセットした状態。
出来るだけ最初に取り付けておかないと、 マストに付けた後では作業が著しく困難になる。(作業しにくいし、周辺の糸を切ったり大変です)
悩んだセールの製作です。
キットに入っていたセール生地。
帆布の縫い目は表側のみプリントしてあり、裏面はなしで透けて見える程度です。
縮尺の割に生地も厚いようなので没に・・・
<グレードアップ>
丁度先輩から貰ったピッタシの生地があったので、作り直す事にする。厚さ0.02mmの透けていない木綿です。
色も薄いベージュ色なのでそのまま使用します。
非常に薄い生地なので、最初に糊つけしてアイロンがけをしておきます。
キット生地の上に置き、型取りをします。
手芸店に売っている、時間が経てば消えるペンが便利です。
家電量販店のワゴンセールで買っておいた500円のミニアイロン。
小さくて使い勝手がよく重宝しています。
引いた線に沿ってミシン掛けします。生まれて初めてのミシンでしたがスピードを一番スローにしてなんとか真っ直ぐに縫うことが出来ました。
ここで気付きました。
ピンクのペンを使いましたが見にくく、ブルー系のほうが良いと思います。
説明書には縁を糊付けするように指示されていましたが、4辺に真鍮棒を入れたいのでアイロンテープを使いました。
必ず剥離シート付きを購入して下さい。
カットする時は鋏を使うよりよく切れるカッターナイフを使う方が切り口が綺麗に切れます。
セールが風をはらんだように形を整える為、4辺に0.4mmの真鍮棒を挟み込みます。
袋状にして後から真鍮棒を差し込む予定でしたが、生地が薄い為アイロンを当てるとくっついてしまい差し込めませんでした。
その為最初から真鍮棒を入れてアイロンを当てました。
<グレードアップ>キット図面ではここまで指示されていませんが、より現物に近づける為ボルトロープを取り付けます。
木工ボンドで簡単にくっつきます。
「帆船模型製作技法」白井一信 著に 詳しく解説されており、非常に参考になるテキストです。
ボルトロープ同様、リーフバンド、リーフポイントも取り付けます。
リーフポイントとはセールをリーフバンドのところまで巻き上げ、ヤードに縛りつけるロープです。
リーフポイントは60番のミシン糸を使用しましたが、すんなり垂れ下がらないで「あばれて」しまいます。
「あばれ」をとる為、100円ショップで購入した木製のクリップをぶら下げてみました。
100円で48個も入っており大変お得です。
クリップは先端が広がっていて挟みにくいので分解して左右入れ替えてみました。これだけで用途にピッタリです。
ヤードにセールを取り付けます。
各ロープはこの時点で出来るだけ取り付けておきます。
ロープ長さは必ず長い目にしておきます。でないと後で苦労することになります。
ビレイピンが足りない為、新規にブラケットを作り追加した。
図面では4個のところを10個に増やしています。ビレイピンの製作は結構繊細で手間です。
ビレイピンさらに左右も3個ずつ追加しました。
バウスプリットにセールを仮付けした状態です。
4辺に真鍮棒を入れている為曲げは簡単に出来ます。
フォアマストにセールを取り付けた状態です。
ヤードの前後左右の傾きを調整しながら、ビレイピンに仮止めします
張っている最中に他のロープに引っかかって切れたり、順番を間違えてロープが交差してしてしまったりと気を使う作業の連続と なります。
フォアマスト及びバウスプットのリギング完成です。
後で気付きました。ビレイピンがまだ2本足りません。
メーンマストヤードの調整ロープが前にきていました。
取り付ける場所がありません困った。
本来は1本のロープでコイルしてビレイピンにかけるべきですが非常に狭く作業しづらいのでコイルのみ別製作して取り付け
ました。
マスキングテープを貼っておくと剥がれ易いです。
メーンマストにセールを取り付けた状態です。
セールが邪魔になり、作業が非常にやりずらい。
I am in condition to have got a sale to a main mast.
A sale interferes and is hard to come to make work.
メーンマストヤードの調整ロープ取り付けるビレイピンがないので仕方なく甲板に直付けした。
本来このような取り付けは無いと思うが、誤魔化すしか方法が無かった。
There is not bireipin installing the rigging of the main mast yard.
Therefore, I directly attached it to a deck unwillingly.
I thought that there was not such installation, but deceiving it originally had a method.
コイル状に作成したロープをビレイピンに引っ掛けた状態です。
I am in condition to have hung the rope which I made in the shape of a coil on bireipin.
なんとか格好はついていると思います。
I think that the appearance is on somehow.
メーンマストセール完了。
Main mast sale completion.
ここで又新たな問題発生。
ミズンマストセールを取り付ける際、バックステーが邪魔になる。
仕方なく取り外したが後になって先輩から、無いのが正解だと指摘を受けました。
It is issue of Matashin shelf outbreak here.
Backstay is obstructive, and it is not got a mizzenmast sale.
I removed it unwillingly.
怪我の功名です。
ラットラインも本来は張っていないとのことですが、これはこのままにしておきます。
I received pointing it out later that the backstay did not stick to the mizzenmast of this ship from a senior.Because a mizzenmast of this ship is only Latin-Sail, the ratline seems not to be originally made, but leaves this untouched.
Ratline is set up by a replica and the drawing.
一応全てのセールを取り付けた状態です。
ただセールの膨らみ具合が歪で納得出来ません。
最後にスプレー糊で修正する予定ですがはたして上手く出来るか。
I am in condition to have got all sales for the time being.
But the swelling condition of the sale is distorted and cannot understand.
Finally I am going to revise it with spray paste, but am really made good?
Ich bin darin, konditionieren Sie, einen Verkauf von einem Hauptmast zu haben.
Ein Verkauf mischt sich ein und ist schwer, zur Markenarbeit zu kommen.
Dort installiert bireipin die Manipulation vom Hauptmasthof nicht.
Deshalb befestigte ich es ungern direkt an einem Deck.
Ich glaubte, daß es keine solche Installation gab, aber es zu betrügen, hatte ursprünglich eine Methode.
Ich bin darin, konditionieren Sie, das Seil gehangen zu haben, das ich in der Form einer Rolle auf bireipin machte.
Ich glaube, daß das Aussehen irgendwie angeschaltet ist.
Main Mast Verkauf Vollendung.
Es ist hier Frage des Matashin Regalausbruches.
Backstay ist behindernd, und es ist, bekam keinen mizzenmast-Verkauf.
Ich entfernte es ungern.
Ich erhielt das Hinweisen später darauf, daß der backstay nicht am mizzenmast dieses Schiffes von einem Oberstufenschüler klebte.
Weil ein mizzenmast dieses Schiffes nur Latin-Segel ist, scheint der ratline nicht ursprünglich gemacht zu werden, außer Blättern derartig unberührt.
Ratline wird von einer Nachbildung und der Zeichnung aufgestellt.
Ich bin darin, konditionieren Sie, vorläufig alle Verkäufe zu haben.
Aber die Schwellungsbedingung für den Verkauf wird verzerrt und wird nicht verstanden.
Schließlich werde ich es mit Spraypaste revidieren, aber werde wirklich gut gemacht?
Es ist die Produktion des gunport auf dem nächsten Mal.
砲門蓋の製作
左側がキットの蓋で檜のうす板に外板用のマホガニーを貼り付け、裏は赤色を塗装するようになっております。
Production of the Gun port lids
The left is the lids of the kit.
ホームセンターで色々な材質の端材が袋詰めで販売されており、その中に材質名は不明だが濃赤色の端材があったのでこれを流用しました。
薄くカットし、その上にマホガニーを貼り付けました。
I direct a manual to stick a shell made of mahoganies on a thin board of hinoki materials. The back directs it to paint red.
The other side of the gun-port lid is red, and to paint it with the manual.
In Home Center, various edges materials were sold by bag filling.
I did not understand the name of the wood in that, but decided to use this because there were edge materials of the oxblood.I cut wood thinly and stuck mahogany on the top.
豆知識
裏側が赤く塗装されているのは、戦闘中に飛び散った血で戦意を喪失しない為だそうです。
A column
It is blood scattered during a battle that it is red, and the backside is painted, and the reason seems to be because it does not lose the fighting spirit.
組み付けてしまえば解りませんが、こだわりで蓋の開閉用のロープの取り入れ口の穴に真鍮パイプを差し込んだ。
I considered it to be completed and cannot soak it, but inserted a brass pipe in the hole of the intake of a rope for the opening and shutting of the lids daringly.
砲門蓋を取り付けた状態。
The state that installed an gun-port lids.
アンカーの製作
アンカーはキットの部品に色を塗って使用したがストックは少し大きい気がするので、マホガニーで作り直した。
フープは真鍮板を銀狼付けで作り、黒染しています。
The anchor painted the part of the kit in a color and used it, but remade it in mahogany because I felt like having a big some stock.
リングも真鍮棒で作り、90番のミシン糸を巻きつけてあります。
The hoop forms a brass board on a silver soldering and does black dye. I make the ring with a brass stick, and it is wound the 90th sewing machine thread.
アンカーケーブルも撚りが甘いので作り直した。
上がキット、下が自作品。ちょっと分かりにくいかもしれません。
Because the twist of the anchor cable was insufficient, I remade it.
It is an own work a kit, a bottom the top.
写真のような、手芸店で販売されている糸撚器を使うと便利です。
It is convenient when I use the Nemipteridae device sold in handicrafts shop such as the photograph.
アンカーケーブルの取り入れ口のハトメだが、キットに入っていた部品は、バランス的にすごく大きい気がするので、手芸店で探したハトメを黒染して取り付けました。
About the eyelet of the intake of the anchor cable
The part which was in the kit felt very big for balance.
I did black dye of the eyelet which I looked for in handicrafts shop and installed it.
搭載用ボートの製作
マホガニー材で全て作り直しました。
オールは1枚の板から削りましたが、もろくて苦労しました。
詳細は製作技法で紹介されていますので省略します。
The production of the boat for deployment
I remade it with a mahogany entirely.
I sharpened the oar from one piece of board, but materials were fragile and had a hard time.
Because it is introduced in book(production technique), I omit the details.
キットの船台です。
これに塗装するよう指示されています。
It is the building berth of the kit.
It is directed this to paint it.
取り敢えず手持ちの濃茶色を塗ってみました。
良い材料が見つかれば作り直す予定です。
ネームプレートは全面に黒色を塗り、乾燥後ペーパーで名前の部分だけ色を落としております。
丁度適当な紫檀の端材がありましたのでケースを作って見ました。
前面にはアクリル板をはめ込んでおります。
重厚な感じで格好よく出来たと自負しております。
I painted with umber on hand first of all.
If good materials are found, I am going to remake it.
The nameplate paints the entire surface in black, and only an excellent forepiece loses a color with paper after drying.
Because there were the edge materials of a just suitable rose wood, I made a case.
I fit an acrylic board in the front.
I take pride in having been made cool for a solid feeling.
旗を取り付けて完成です。
旗の4辺に0.3mmの真鍮棒を入れて、風になびいているように成型しております。
I install a flag, and it is completion.I put a brass dash of 0.3mm in four sides of the flag and mold it to bow to wind.
2015年1月5日からスタートして2016年5月28日完成。
途中4ヶ月ほど休憩時期がありましたが、約1年半で多々問題点はありましたが、どうにか完成することが出来ました。
制作中は気付きませんでしたが、完成してみると種々粗が目につき、帆船模型の奥ゆかしさを痛感致します。
I start on January 5, 2015 and am completed on May 28, 2016.
There was the break time on the way for approximately four months, but there were the many problems in about one year and six month, but was able to be completed somehow.
I did not notice during production, but a fault stands out in various ways when completed and keenly realizes the courteousness of the sailing boat model.
Produktion der Kanonen-hafendeckel
Die Linke ist die Deckel des Werkzeuges.
Ich weise ein Handbuch an, um eine in einem dünnen Aufsichtsrat der hinoki-Materialien aus mahoganies gemachte Muschel zu stecken. Der Rücken weist es an, rot zu malen.
Die andere Seite des Kanone-Hafendeckels ist rot, und es mit dem Handbuch zu malen.
In Home Center, verschiedene Ränder, die Materialien von Taschenfüllung verkauft wurden.
Ich verstand den Namen des Holzes nicht darin, aber entschied, dieses zu benutzen, weil es Randmaterialien des oxblood gab.
Ich schnitt Holz und festgefahrenes Mahagoni dünn auf die Spitze.
Eine Säule
Es ist während eines Kampfes zerstreutes Blut, daß es rot ist, und die Kehrseite wird gemalt, und der Grund scheint zu sein, weil es den kämpfenden Geist nicht verliert.
Ich betrachtete es vervollständigt zu werden, und kann es nicht durchnässen, aber legte eine Messingleitung ins Loch der Aufnahme eines Seiles für die Öffnung und das Schließen wagehalsig von den Deckeln ein.
Der Staat, der installierte, ein Kanone-port@lids.
Der Anker malte die Rolle im Werkzeug in einer Farbe und benutzte es, aber machte wieder es in Mahagoni, weil ich Lust hatte auf das Haben einem großen etwas Aktien.
Der Reifen bildet einen Messingausschuß auf einem Silber, das lötet, und macht Schwarze-Farbstoff. ich mache den Ring mit einem Messingstock, und es, der maschinellen Faden Nähen, wird die 90.
Weil die Drehung des Ankerkabels ungenügend war, machte ich wieder es.
Es ist eine eigene Arbeit ein Werkzeug, ein Boden die Spitze.
Es ist zweckmäßig, wenn ich das in Handarbeiten-Geschäft wie dem Foto verkaufte Nemipteridae-Gerät benutze.
Über der Öse der Aufnahme des Ankerkabels
Der Teil, der im Werkzeug war, suchte sehr groß nach Gleichgewicht.
Ich schwärzte Farbstoff von der Öse, die ich für in Handarbeiten-Geschäft sah und es installierte.
Die Produktion des Bootes für Einsatz
Ich machte wieder es mit einem Mahagoni ganz.
Ich schärfte das Ruder von einem Stück Ausschuß, aber Materialien waren zerbrechlich und hatten eine harte Zeit.
Weil es darin (Produktionstechnik) eingeführt wird, lasse ich die Details aus.
Es ist der Gebäudeankerplatz des Werkzeuges.
Es wird dieses angewiesen, um ihn/es zu malen.
Ich malte zuerst mit umber auf Hand von allem.
Wenn gute Materialien gefunden werden, werde ich wieder es machen.
Das Namensschild malt die ganze Oberfläche in Schwarzem, und nur ein ausgezeichneter forepiece verliert eine Farbe mit Papier, nachdem er getrocknet ist.
Weil es die Randmaterialien eines einfach geeigneten Rosenholzes gab, machte ich einen Fall.
Ich füge einen Acrylausschuß in die Front ein.
Ich bringe Stolz herein, gehabt für ein festes Gefühl kühl gemacht.
Ich installiere eine Fahne, und es ist Vollendung.
Ich setzte einen Messingschuß von 0.3mm in vier Seiten der Fahne und forme es, sich Wind zu beugen.
Ich beginne am 5. Januar 2015 und werde am 28. Mai 2016 vervollständigt.
Es gab ungefähr vier Monate lang die Bruchzeit auf dem Weg, aber es gab die vielen Probleme für ungefähr ein Jahr und sechs Monate, aber war fähig, irgendwie vervollständigt zu werden.
Ich merkte während der Produktion nicht, aber eine Schuld steht hinaus in verschiedenen Wegen als vervollständigt und scharf den courteousness vom Segelnbootsmodell erkennt.