
10月2日の朝刊に記事が掲載されました。
お知らせのカテゴリ
残暑が続く中、10/1~10/6の作品展直前の例会で、最後の準備に追われています。
午前のフリートークでは、作品展で展示するための、グレーテルの段階的な作成中モデルを前に、図面と模型実物との差異について、議論されていました。図面通りの外板の張り方では、窓の位置と重なってしまい、作成時にどのようにすれば綺麗になるか、現在グレーテルを作成中の方や以前に作成された方がその時の経験で議論が盛り上がっていました。
午後の例会では佐野さん、吉村さんがモデルシップメイト ジブ様の作品展の見学に行かれた報告がありました。 現在は2年ごとに行われていますが、前回から新規に10数隻の船の展示があり、年に1隻のハイペースでの作成に驚きました。
作品展の準備として、作品搬入時の確認があり、車による搬入は車両通行可能時間が限られているため、時間が重ならないように各自の予定時間の確認がありました。 会場内での展示場所の確認も行われ、持ち込んだ船を置く場所の案内がありました。
大変暑い日が続いていますが、作品展を目前に控え皆さんお忙しそうです。
例会では、作品展での展示方法や当日の搬入に関する確認が行われました。
引き続きガンポートの作成に関する議論が行われました。 ガイドブックに書かれているガンポートの図を見ながら、ガンポートの形状、位置に関する議論です。
・位置はデッキに対して一定の高さになるため、船首船尾が持ち上がった弧を描く位置になること、・蓋のあるガンポートは蓋の開閉のため垂直にまっすぐな四角形となること、などなぜそうなるのか理由の説明がありました。 模型作成ではやり直しのきかない部分なので、テンプレートを作成して、甲板との高さ、左右のバランスの確認をしつこいほど行う必要があるとの経験談もありました。
詳細は決まり次第アップしますので、乞うご期待(^O^)/
第4回京都帆船模型倶楽部作品展を2024年10月1日火曜日
~6日日曜日まで寺町三条のギャリエヤマシタさんで開催します。
3月の例会の様子です。
春だというのに寒い日が続きます。
今回は13名の参加です。ワイワイ帆船談義で盛り上がりました。
午前中は自由討議です。
堀さん、布垣さん、土井さん、佐野さんが製作中の作品を囲んでの帆船談義です。
福田さんのペーパークラフトのスペインのガレオン船を囲んで大継さん、佐野さんと帆船談義です。
とても紙とは思えない重量感ある作品です。
実際に持つと結構重いですけれども。
素晴らしい出来栄えです。
どう見ても木製帆船模型展にしか見えませんが、ペーパークラフトです。
午後から例会です。
今回は、福田さんのスペインのガレオン船 サンサルバドルの紹介と米川会長が製作中の咸臨丸のターンバックルの加工についてワイワイ帆船談義です。
福田さんからペーパークラフト作成のコツや注意点を細かく紹介してくれました。
実は、みんなはこの船はメイフラワー号だと思っていました。
福田さんの詳しい解説がありました。
実はスペイン船でした。
サンサルバドル号は、フアン・ロドリゲス・カブリリョの指揮で1542年9月28日に現在サンディエゴを発見しました。
レプリカも建造されており、乗れます。
サンディエゴの海洋博物館にレプリカがあります。
是非ホームページを見てください。
米川会長から製作中の咸臨丸のターンバックルについて製作の苦労話がありました。
「シュラウドのターンバックル:3本のマストを支えるシュラウド(静索(せいさく))の船体への取り付け部は、帆船時代よりデッドアイと呼ばれる三目(みつめ)の滑車が使われてきましたが、“咸臨丸”では最新式のターンバックルが用いられていたことが資料により判明しています。」
TurnBuckleまたはRiggingScrew索緊螺ともいいますFalconerの辞書1815年版にもでてきませんからやはり19世紀の新しい装具だと思われます。
米川会長は得意のフライス加工でこのターンバックルを加工されます。
結構複雑な形をしており、どうやって機能するのか結構議論が盛り上がりました。
米川会長さんから城さんへ作業依頼がありました。
この非常に細かい部品を量産する何かいい方法はないか?
城さんビックリするくらい早く作業をされました。
これが城さんの回答です。
製作方法は省略しますが、厚さがないものであれば、他にも応用できる方法でクリートの量産にも使える技で一同感心感心です。
艤装について五十嵐さんからそもそも艤装:Fittingとはなにかを洋書のカラー写真を中心に説明がありました。
特にカロネード砲については、その装填発射操作の流れをCGを使って説明がありました。
その後、実際の加工の話で堀さんから大砲の製作で講義がありました。
大砲のリギングについて色々な作品を見ながら、どう処理していくのが見栄え良くできるのか、ベテランならではの講義でした。
続いて砲架の製作方法について講義がありました。
意外に製作が面倒な砲架ですが、堀さんから簡単に綺麗に作れる方法の解説がありました。
スライスするのではなく、最初に薄ーく木工ボンドを塗って棒状にしてから、この棒状の状態で切削加工していくと全て同じ大きさになります。
最後の切り離しですが、お湯を使えば綺麗に剝がれますし、布で吹くと直ぐに乾くので湿り気で木材が反ることも全く心配ありません。
今回はここまでです
また、次回をお楽しみに(^O^)/
2月の例会の様子です。
今回は15名の参加でした。
ワイワイと楽しい帆船談義
午前中は自由討議です。
ワイワイと楽しい帆船談義が始まります。
尾崎さんと土井さんが作品を囲んでワイワイしています。
作品は15世紀のニーナでしょうか
皆さんそろって、ワイワイ帆船談義に華が咲いています。
布垣さんが図面を広げています。
迫田さんとワイワイしています。
午後から例会です。
米川会長から事務連絡がありました。
最近ペーパークラフトが熱いという話題になりました。
そこで、佐野さんの機関車とアラートの作品の紹介がありましたあ。
とても紙とは思えない精密さ。
木製帆船とは一味違った苦労があるようです。
木地仕上げは無理ですから塗装は必須です。
佐野さんからも色々と説明がありました。
B曲げができないことや、木口の処理が結構面倒。
接着剤は木工ボンドではうかうかすると皺が寄ってしまします。
佐野さんのアラートはキットですが、次の福田さんのガレオン船は自作です。
ネットから図面を得て自分でペーパーを選んで製作されています。
かなり苦労して正確されていますが、船体の部分はサフェーサー処理をしっかりとやって灰色に塗装されています。
塗装は全て筆でエアブラシは使っていないそうです。
重量感もあり、とても紙には見えません
結構重量もあります。
ずっしりしています。
城さんから便利な道具の紹介がありました。
ペーパークラフトにピッタリのスチノリです。
皺にならずに簡単に使用でき、入手しやすいそうです。
皆さん色々と特技をおもちで頼もしい限りです。
グレーチングの加工方法について3通りの説明が五十嵐さんからありました。
ガイドブックによる帆船模型製作
今回は、手摺りの支柱とウォータウエイの加工です。
堀さんから手摺りのスカーフ作業についてベテランの技の紹介がありました。
綺麗に板を継ぐのは難しいのですが、コツについて詳細な解説がありました。
ガイドブックの解説を米川会長がしています。
ただ、実際の模型製作では船の縮尺によっても加工方法が変わります。
福田さんからも意見がでました。
福田さんは大型の作品が多い方です。
豊富な経験からくるアドバイスは説得力があります。
ワイワイガヤガワしました。
最後に五十嵐さんからパレルの説明がありました。
普段、模型製作ではここまでしませんが
オランダの文献による紹介がありました。
メイン・ロアーヤードの4列のパレルのリギングは複雑で、3本のロープを使います。またこれで締まるのかと首をかしげたくなる取り回しです。
フォア・ロアーヤードの3列のパレルも3本使い複雑なリギングです。
トップヤードの2列も大変複雑です。
これも3本なのですが、どうみてもヤードをマストにしっかり固定するようには見えません。
でも、実際に模型で再現すると意外にすんなりと収まり、カチッと固定されます。
尾崎さんと城さんから一見複雑なとりまわしも、お二人の説明を聞くと「なるほど」となりました。
模型で再現するとものすごく手間ですが、折角の機会ですので挑戦してみませんか?
今回はここまでです(^O^)/
次回をお楽しみに!!
今年最初の例会です。
みんなでワイワイと楽しい例会となりました。
15名の参加でした。
午前中はフリートーキングです。
今回は1名見学の方も来られています。
大継さんが手に取っている迫田さんの船について布垣さん佐野さんを囲んでワイワイ帆船談義です。
大継さんと城さんが熱心に議論しています。
城さんは、レジン加工ではクラブ一の技術者です。
見学の方をに堀さんが説明をしています。向いの和谷さん、佐野さんも加わってワイワイと楽しい帆船談義です。
午後から例会の開始です。
米川会長から新年のあいさつがありました。
この後、全員今年の抱負を述べあいました。
堀さんからみなさんにキットの紹介がありました。
マモリ社の1本マストの最初の一隻目に最適な船です。
これのグレードアップ部品の試作を城さんからに依頼されたところ、城さんからその結果の発表がありました。
城さんは、レジン加工に大変造詣が深く、これまでも色々とビックリするような技の披露がありました。
また、柔軟な発想と素早い行動力で定評があります。
今回は、堀さんの依頼を受けてアンカーや装飾部品をレジンで加工されたものの紹介がありました。
実物ももってこられました。
その素早い行動力に皆ビックリです。
船体にもピッタリフィットできる柔軟さと、塗装すれば真鍮に見える質感があります。
福田さんから、ペーパークラフトの紹介がありました。
ウエブから直接データをダウンロードして作成できるので大変リーズナブルです。
また便利な転写スライドのようなシール作成ツールの紹介もありました。
佐野さんから製作中のニーナ、ペーパークラフトのアラートの紹介がありました。
2月の例会では是非実物を見てみたいものです。
次に米川会長から横浜のガイドブックに従った講義がありました。
今回はブルワークの内側の仕上げ方です。
議論が盛り上がり、福田さん、堀さんが登壇してワイワイと楽しい帆船談義が続きます。
今回はここまでです (^O^)/
次回をお楽しみに