午前中のフリートークタイムでは、八坂さんがお父様の作られた帆船を持参され、修復方法を相談されていました。 船体はしっかりしていますが、リギングは糸がボロボロになっています。 リギングはすべて再作成する必要があると判断され、みんなで古いリギングを切除し、再利用できる滑車を集めました。 次回から助言を受けながらリギング張りに取り掛かられます。
午後の例会では、吉村さんから昨年の作品展に出展されたBEAGLEの作成資料を基に構造模型での船体作成方法の説明がありました。 ANATOMYの図面をCADに取り込んでフレーム図面を作成することで、1枚で10ピースほどになるフレームの図面を正確に作成し、ドレメルのMOTO-SAW切出しを使っての切出し、ディスクグラインダーを横向けに固定してサンダーとして利用することで、正確な形を作成されているとのことです。作成したフレームはフレーム受枠で、本物の造船所のようにキールの上に組み立てられています。このあたりの方法は船体を逆さまにして行う方法もあるそうです。
*BEAGLE作成の記録である「BEAGLE構造模型作成アルバム」は今後HPにアップしていく予定です。
大継さんからは、これまで使用してきた模型作成の道具について、有用性を含めて紹介がありました。 ボール盤、糸鋸、グラインダー等々様々な電動工具を使ってみての有用性や役に立った利用方法や、お手製の治具の実物を見せていただき、自分で工夫するヒントが得られました。