今回は、なんと17名もの参加です(^^)/
新たなメンバーも加わり、和気あいあいとなりました。
午前中はフリーディスカッションです。
尾崎さんが、布垣さん、佐野さんにアドバイスしています。
迫田さんの作品を囲んで、堀さん、和谷さん、土井さんらの帆船談義です。
午後から例会です。
米川会長から新入会員の紹介と事務連絡がありました。
福田さんから模型製作の小道具の紹介がありました。
ひとつは、弁当箱屋さんに売っている薄い板を張り合わせ航空べニアの代用とするものです。
百均にも売ってるそうです。
次は、外板などを止めるピンですが、「スリムな針のプッシュピン」とよばれるもので針が0.6mmと大変細いものの紹介がありました
次に、講義です。
現役のヨットマンの高橋さんからヨットの操船について講義がありました。
最初の問いは「舵は何のためにある?」です。
皆、「曲がるためにある」と思いますが、
帆船については×です。
舵を動かさなくてもタックもベアもできます。
正解は「まっすぐ進むため」です。
操船の話の次はヨットの進歩についても説明がありました。
センターのダガーボードという横流れ防止の板がドンドン進化していきます。
現在のアメリカンズカップのレース艇など、もう帆船の領域を超えています。
マストは30mmを超えています。
旅客機の主翼並みの大きなセイルを持ちます。
なんと、小さな水中翼で大きな船体を持ち上げます。
抵抗が少なく、50ノットもの速度がでます。
水面を文字通り飛んでいます。そういった説明がありました。
つぎに五十嵐さんからの講義で、外板張りについて、レプリカの作業と文献で
説明がありました。
オーク材を蒸して曲げるための装置です。
何時間も蒸します。
曲げて、また何時間も固定したままさましますう。
木製の釘や鉄製の釘を使って外板をフレームに固定します。
種々の技の紹介がありました。
変わったところでは、当時のクレーンの紹介がありました。
何と、人がハツカネズミの様に走ってロープを巻き上げます。
実演です。
堀さんからリギングに便利な「糸通し」などのツールの配布がありました。
リギングに大変便利なツールです。
皆大喜びで持って帰っていました。
米川会長さんから横浜帆船模型同好会作成のテキストを使ってキットの説明書にないノウハウの講義がありました。
外板の張り方です。
堀さんからホローの説明がありました。
堀さんはバイキング船など、クリンカー張り(鎧張り)の経験も豊富で貴重なアドバイスがありました。
みなさんとワイワイディスカッションしながら、失敗談も共有しながら楽しい時間を過ごしました。
今回はここで時間となりました。(^o^)/