5月の例会は、緊急事態宣言中の開催となりZOOMで開催しました。10名の参加でした。(^o^)/
米川新会長から最初にあいさつがありました。
皆さんコロナには十分注意しましょう!!
最初に実演を予定していたヤードの八角削りについて説明がありました。
実演ができませんので、ホームページにもアップしている動画を使って説明がされました。
詳しくは、リアル例会で実際に作業を見ながら説明することとし、今回はその概要について説明がありました。
ここで、米川新会長から質問がでました。
「ヤードの中央部を8角にするのは、何時ごろから、どの国からはじまったのでしょうか?」
その答えは1700年以降に英国でヤード中央を8角にしたものです。この辺は面白いので「帆船豆知識」で取り上げますので御期待下さい(^_^)/
次にリギングについて五十嵐会員からパワーポイントを使って説明がありました。
今回はカティサークなど19世紀のクリッパー帆船についてのリギングの説明です。
クリッパーは帆の数が多く、カティサークではロア、トップ、トゲルン、ロイヤル、スカイの6枚、一方日本丸は同じ6枚ですがロア、ロアートップ、アッパートップ、ロアートゲルン、アッパートゲルン、ロイヤルと並びます。
一つのマストに2つのヤードが付く艤装をダブルセイルといいます。リギングの特徴について説明がありました。
自由討議のなかで、構造模型についてのディスカッションがありました。
若手会員から帆船の全体像を理解する方法について質問があり、国別、年代別、また商船まで含めるならバルト海、地中海、アジア(中国・インド、インドネシア)の地域別に特徴があるむね説明がありました。
尾崎顧問からは、図書の紹介がありました。
この本には巻末に年表もあり大変分かりやすいと紹介がありました。
小学館の帆船です。
この本は見開き2ページに1隻を紹介しています。コグ船からクリッパーまで幅広く掲載されており、説明も簡潔明瞭です。
今回はここまでです。
次回をお楽しみに(^o^)/