2月の例会の様子

2月の例会もZOOMで開催しました。

10名の参加が得られました。

今回も帆船談義に華が咲きました。(^o^)/

堀会長からあいさつがありました。

コロナ禍で中々リアルで集まることが出来ていない中、スキルアップをどうしていくのか…等々これからの課題について話がでました。


米川委員から作品展について報告がありました。

リアル例会が開けていない中、製作アドバイスが十分できいない現状も踏まえて今後どうしていくかご提案がありました。


うまくいけば3月の例会はリアルで出来そうなので、その時に協議しようということになりました。

各会員の製作状況です。

布垣会員からカティサークの進捗状況報告がありました。

大継事務局長からサービングマシンをかりてサービング作業は無事完了したそうです。


 大継事務局長からソブリンオブザシーズのトップ部分の作業について報告がありました。

木材は黒檀を使用。

直径80mm程のリングを作るため、厚さ1mmの板を交互に配置し、バイスで締め上げてしっかり接着しています。

 

 底の丸い部分は、0.3mmの黒檀+0.8mmの航空べニア+0.3mmの黒檀のサンドイッチ構造として、反るのを防いでいます。黒檀は大変硬い材なのですが、仕上がりが大変綺麗にできますので、今後が期待です。


尾崎顧問からはミニチュアモデルのビクトリーの箸休めではないですが、頼まれてサーモピレーの製作にも取り掛かっておられます。

 


若手の星屋会員から質問がでました。
旗について、どうなびくのか?
帆船なので真後ろから風を受けるので後ろから前になびかせるのか?

五十嵐会員から、回答がありました。
帆走中の帆船の風は、真の風(青矢印)走行風(黄色矢印)みかけの風(赤矢印)の三種の風を考えます。船上で感じ取れるのは「みかけの風」のみで旗もこの風向になびきます。「みかけの風」は船の進行方向から吹く走行風と本当の風=真の風のベクトル合成となります。
従って船が風上に切り上がっているのか(クローズ)、真横から風を受けているのか(アビーム)、最も速度のでる風下45度(クォーター・リー)か、真後ろから受ける(ランニング)で帆走しているのかで、旗のなびく方向(赤矢印)は変わってきます。
セールの向きも変わりますので注意しましょう!
クローズの場合、セールは風に押されるのではなく、翼の様に揚力を発生させ風上へ進みます。従って、セールの膨らみ方が他とはことなります。

今回はここまでです。
次回はリアルで開催できることを期待して(^o^)/