13名の参加が得られました。(^o^)/
久しぶりの例会ですので、皆さんのお元気な姿が見られてワキアイアイと話が弾みました。
コロナの影響で到着が遅れていた洋書「Sovereign of the Seas 1637 A Reconstruction of the Most Powerful Warship of Its Day」の話題となりました。丁度4月12日到着予定がコロナで遅れ、8日に着いていましたので、この本の話題となりました。
ソブリンを製作中の大継事務局長から進捗状況の紹介がありました。
大砲の砲尾のリング加工について、豊岡会員からアドバイスがありました。
ただ、先ほどの洋書を見ると、ソブリンの大砲は砲尾の輪ではなく、砲尾の突起にロープが輪になっていることがわかり、ワイワイしました。
製作日誌でも紹介しています吉村会員のビーグル号のフィギュアヘッドの加工についても紹介がありました。
材は柘植で、きれいにワンちゃんの像が彫られています。
伊藤会員が製作中のオランダ捕鯨船の進捗状況とキャッチャーボートの懸架方法等について質疑があり盛り上がっていました。
久しぶりの例会でパッと資料がでてこない。こういった分野はHARLAD著のSeamanship in the age of sailに詳しいのですが、出てきませんでした。スイマセン。横浜帆船模型倶楽部の作品を参考にしてはどうかと言う話になりました。
咸臨丸を連載中の米川会員からもロイヤルマストの艤装について質問がありワイワイしました。
五十嵐会員から舵の製作についてパワーポイントで紹介がありました。
通常はピントルとガジョンは4~5組ですが、オランダの大型ガレオン船De7Provincienは11組もあります。
舵を舵柄で稼動させたいので、工夫しないと11組もあると動かなくなります。
1/96スケールなので、ピントル・ガジョンともかなり小さくなります。
真鍮の帯板を加工したのですが、会員から鉄道模型用に各サイズで廉価に入手できるよとアドバイスがありました。
この帯板に真鍮パイプを銀ロウ付けしますが、小さいので注意しないと帯板が溶けてしまします。
ピントルは動きがスムーズになるように、帯板に真鍮線ではなく、真鍮パイプをつけ、そこに真鍮線をいれて銀ロウ付けしています。
11組のガジョンが一直線に揃うように、0.5mmのピアノ線を通してガジョンの位置決めをしています。
こうすると結構簡単にならびます。
舵も軽く動きます。ここから仮止めから船体に移せば完了です。
極小パイプの切れる厚さ0.16mmのスイス製の精密糸鋸やガジョンのリベット穴あけに便利な直径0.3mmのラウンド・カッターなどの紹介がりました。
御徒町のシーフォースはネット販売もしています。京都にも三条寺町の伊勢屋さんで精密糸鋸は売っています。
ガジョン・ピントルについて伊藤会員から質問がありました。
帯板の幅はどんなものなのか?
The Construction and Fitting of the English Man of War1650 1850をみると
小さな船で3インチ(76mm)大きな船で5インチ(127mm)と記述があります。
1/60だと、1.3mm~2.2mm結構細いことが分かります。
今回は、はじめてのWeb例会でしたが結構楽しくできたと思っています。(^o^)/
6月もWeb例会でいきたいと思います。
(^o^)/