1月の例会の様子

令和2年最初の例会です。

今回は17名の参加でした。(^^)/

 

午前中は個別のアドバイス会です。

オランダの捕鯨船について堀会長が伊藤会員にアドバイスをしてます。

星屋会員も熱心に聞いています。


午後からは、「私と船」の6人目です。

今回は、堀会長です。

最初にカティサークを作られて、その後ザ・ロープ・オーサカの第15回作品展から出店され、30隻以上の船を造られています。

 

三角帆のルカン、ジーベックや堂々の威容を誇るサンフェリーペなど、様々な年代・種類の船を造られています。

 

英国でキットを購入されてフランスのガレー船

堀会長の船づくりのひとつのターニングポイントが作品展に来られた方の「帆船模型と書いてあるのに帆がないのはどうして?」それ以来、堀会長の作品は全て帆がついています。


次はビレイピンの製作方法について細川会員からの紹介です。

細川会員は、様々な道具を発明し、会員に配ったりされています。

今回はビレイピンを自作するための、直径2mmに角材を加工する治具と同じ長さで切断する治具の説明と実演をされました。

 

 

 

通常は、細い丸材の加工には、竹ひご通しを使いますが、細くなると上手く加工できません。

ドリルを使ってもうまくいきません。

 

そこで、特製の治具を開発されました。

 

 

 

 

ルーターを2組を直角に配置して角材を回転させながらサンドペーパを回転させた面で角をとるものです。

 

実際にみんなでやっていましたが、秀逸です。

言われてみれば、そうなのですが、誰も思いつかないアイデアです。

この治具で直径2mmの丸棒に加工したら、旋盤を使って形状を整え、長さを合わせてカットしますが、そのための治具がこれです。

カッターナイフの刃を利用したものですが、秀逸です。

このデモ機はルーキー会員にプレゼントされました。

細川会員のお人柄がしのばれます。(^^)/


番外で佐野会員から、真鍮パイプと真鍮棒を使ったビレイピン加工の説明ありました。

 

 

 

また、爪楊枝を使った加工の説明がありました。

 

 

 

 

 


次は、米川会員から艤装で舵輪、ストーブ、キャプスタン、ウインドラスの紹介がありました。

 

 

加工方法の説明と加工事例について模型の写真を使って紹介されました。

 

 

 

今回はここまでです。

次回の例会は2月8日です。