製作日誌 ビーグル HMS BEAGLE (8)

帆船模型 ビーグル HMS BEAGLE (scale 1/55)の、スクラッチビルドによる製作日誌

yoshi beagle #8-1第8回は、船体付属物作業の2回目です。

船体付属物作業、今回は「チャンネル・ピンレール」です。最初に製作図を作成しました。

吉村 製作                       チャンネル・ピンレール製作図

チャンネルは、左舷・右舷に各5ブロックに分割されています。

製作には、 3.0mm×10mm のマホガニーを使用しました。

幅を、8mm に切断後、先端を 2mm に整形しました。

整形は木工旋盤使用後、ヤスリ・サンドペーパーで行いました。

デッドアイ装着後のチャンネルカバー接着ですが、2.0mm×2.0mm のマホガニーを使用しました。

yoshi beagle #8-2

チャンネル製作写真


チャンネル・ピンレールの取付①

yoshi beagle #8-4チャンネル・ピンレール取付イラスト図

船体外部のチャンネルと内側のピンレールは、断面で一致した位置関係にあります。

リギングで、双方とも負荷が架かるため、φ0.5mm の補強鋼線で連結しました。( 部 )

yoshi beagle #8-5

チャンネル・ピンレール補強鋼線取付位置図


チャンネル・ピンレールの取付②

yoshi beagle #8-6チャンネル・ピンレール取付イラスト図のように船体取り付け前に、仮組みしました。

チャンネル・ピンレール仮組写真

φ0.5mm 補強鋼線で、双方の部材を連結しています。( 部 )

yoshi beagle #8-7中央甲板部に取り付けたピンレールには、全長 10mm のビレーピンを、垂直を確認しながら挿入しました。

              ピンレール取付写真

補強鋼線を使用して、ピンレールを固定した為、丈夫です。


チャンネル・ピンレールの取付③

yoshi beagle #8-8

船体内部に取り付けたピンレールに連結して、外部にチャンネルを取り付けました。

                     チャンネル取付写真

yoshi beagle #8-9チャンネル取り付け後、デッドアイ・チェーンを組み立て、チャンネルカバーをしました。

各チャンネルの下部にはブラッケットを、2~3個接着し、補強しました。ブラケットも、φ0.5mm の補強鋼線で船体に固定しました。   ブラケット・チェーン取付写真

かなり丈夫に取り付け出来ました。


デッドアイ・チェーンの加工

前後しましたが、デッドアイ・チェーンの加工材です。

デッドアイリング   φ0.5mm 真鍮線

チェーン       0.3mm×1.5mm 真鍮帯板

固定材         φ0.6mm 真鍮釘

yoshi beagle #8-10チェーンの真鍮帯板は、ヤスリで整形しました。

デッドアイリングとチェーンの取り付け部は、チャンネルカバー外に露出しないよう、調整しました。

チェーンの船体側面への固定時には、マストを仮に取り付けし、シュラウドの方向を確認しながら行いました。

真鍮釘は、首下 3mm に切断し、瞬間接着剤で固定しました。       デッドアイ・チェーン加工写真


 

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