紅葉にはちょっと早いですが、京都の街は観光客で賑わっています。
今回は天候にも恵まれ、新入会員を迎え17名の出席でした。
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午前中は、会員が作品を持ち寄っての個別アドバイスです。
若手の伊藤会員がオランダのフルート船の外板張りをほゞ完了。
フルート船の曲線は極端で加工が難しいですが、歪みのない綺麗な船体を完成されており、今後の進展が大変楽しみな作品になりそうです。
午後の部で大継事務局長から連絡事項があり、次回の12月の例会の後に恒例の忘年会をするむねの報告がありました。
前回見学に来ておられた星屋さんが新たに会員になられました。(^^)/
順番に実施しています「私と帆船」今回は細川会員です。
細川会員では作品展のサンタマリアやラウドなど正確な加工を得意とされ非常で緻密な模型作りをされます。
そうとうに経験を積まれたようで、写真に会員一同見入っていました。
カヤックを辞めてから咸臨丸のキットを独学で14箇月かけて制作されました。
次にハーフムーンを製作中に当会に入会されました。
樽の加工など随所に細かな加工や試行錯誤をされた小さな船ですが思いのこもった巨船だそうです。
製作日誌でもおなじみのサンタマリアは非常に緻密な加工がされた一品に仕上がっています。
ラウド、サンタマリアとも1/72のスクラッチビルドです。
次に連続講座の「ラダーの加工」について米川会員から発表がありました。
前回のおさらいもしながら、白熱した議論が展開されました。
ラダーの加工は1つの部材ではなく寄木つくりとなっています。
また、上から下に向かってテーパーがかかり細くなり、スターンポスト側から船尾に向けてもテーパーがかかり細くなります。
この辺の加工方法について熱心な議論がなされました。
また、ラダーの蝶番 ガジョンとピントルの加工は更に加熱したものとなりました。
舵柄や舵輪でラダーを動くくらいにしようとすると、相当精密な加工が必要で、蝶番が3組くらいならなんとかなりますが、これが7組ともなると並みの加工ではラダーが容易に動く様にはできません。
各々の蝶番が微妙に左右にずれ、回転軸が前後左右にゆがむためです。堀会長も作品をもってこられ、下手に遊びをつくるとガタツクので、キッチリと加工した方が実は簡単にいくなど有意義なアドバイスがありました。
今回はこれまでです。(^^)/