帆船模型 ビーグル HMS BEAGLE (scale 1/55)の、スクラッチビルドによる製作日誌
第6回は、甲板関連作業の2回目です。
前後部甲板割付図
前後部甲板の作業に先立ち、「前後部甲板割付図」を作成しました。
吉村 製作
前部甲板貼り付け作業①
前部甲板作業に入る前に、上部のブルワーク作業をおこないました。
中央部と同様、外板の内側に厚さ調整材として2mm のファルカタを貼りました。
その上に、1.0mm×5mm のマホガニーを貼り付け、ブルワークとしました。
前甲板バットの防水処理オーカムは、中央部甲板と同様に水貼りテープの側面貼りとしました。
バットは、割付図に基づき製作し、1.5mm 航空合板に貼り付けました。
木栓は、楊枝を使用しました。 前部甲板バット貼り付け写真
前部甲板ガネル取付作業①
前部甲板ガネルの製作に先立ち、船体曲線にあわせ、製作図を作成しました。
ガネルは、2.5mm の紫檀を使用しました。ガネル製作図を裁断し、紫檀にスプレー糊で糊付けし、糸鋸で切り抜き、ヤスリ及びサンドペーパーで整形しました。
紫檀は、湯煎・アイロン加熱等の処置でも曲げこみが困難でしたので、切り抜き加工で対処しました。
前甲板ガネル製作図
前部甲板ガネル取付作業②
紫檀切り抜き完了後、サンドペーパーでの仕上げの研磨作業は、240 番から1,000 番まで、時間をかけました。
船体への貼り付けは、左右のバランスと、先端部の見栄えを重視し、慎重に作業しました。( 〇 部 )
ウォーターウェイ材は3.0mm×3.0mmのマホガニーを、五角形に加工したのちブルワークと甲板間に挿入しました。
前部甲板ガネル取付写真
後部甲板ガネル取付作業①
後部甲板作業に入る前に、スターン内側のブルワーク作業をおこないました。
1.0mm×5mm のマホガニーを貼り付け、ブルワークとしました。( 〇 部 )
作業中スターン上部のカバー材に、クラックが入るトラブルが発生しました。甲板作業後、修理しました。
甲板バットの防水処理オーカムは、中央部甲板と同様に水貼りテープの側面貼りとしました。 後部甲板バット貼り付け写真
バットは、割付図に基づき製作し、1.5mm 航空合板に貼り付けました。木栓は、楊枝を使用しました。
後部甲板ガネル取付作業
後部甲板ガネルの製作に先立ち、船体曲線にあわせ、製作図を作成しました。ガネルは、2.5mm の紫檀を使用し、前部ガネルと同様の方法で製作しました。
ウォーターウェイ材は、2.0mm×2.0mm のマホガニーを、五角形に加工しました。
後部甲板ガネル製作図 後部甲板ガネル取付写真
前後部甲板妻板取付作業
前後部甲板妻板の製作に先立ち、船体曲線にあわせ、製作図を作成しました。妻板は、2.5mm の紫檀を使用し、船体ブルワークの内寸法にあわせ製作しました。
前後部甲板への昇降梯子が設置されるため、梯子設置箇所は、2mm×12mm の段落ちを設置し、加工しました。
前後部甲板妻板製作図 前後部甲板妻板取付写真
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