11月の例会の様子

11月の例会の様子です。

今回は12名の参加でした。

今月の会員のツールは、マスト加工旋盤等の紹介です。

午前中は、作品の個別相談です。

和谷会員のコンスティテューションです。

堀会長のシレーヌを持ち寄って帆船談義です。


製作日誌でおなじみの細川会員のサンタマリアです。

綺麗にできていています。

船尾から見た様子。

 

 

 

 

船主側です。

甲板のグレーチングもきれいにできてります。

キットものではなく、自作にでアップグレードしています。


吉村会員のビーグル号です。

ハンモックを再現していますので、船体のサイドが白くなって見えます。

 

排水口まで細かく作りこんでいます。

ビーグル号は探検船ですからボートを沢山積載しているのですが、それらを全て作成されています。

通常の積載船であるカッターやディンキー、ジョリーボート、ギグの他に大型のホエールボートを再度にぶら下げます。

 

 

 

各船の拡大です。

 

細かく作りこまれています。

 


来年4月下旬からの作品展の説明がありました。

堀会長から排水口の加工や黒檀によるウエル加工について講義がありました。

平刃をヤスリで削って溝切ツールを作成する方法の講義です。

排水口加工は一つ間違えると作品を台無しにします。

 

 

なかなか勇気のいる作業です。

非常に精密な作業で見事に加工されています。

 

こちらは、ウエルと排水口の拡大です。

ウエルも黒檀に平刃をヤスリで型取りしたもので削って加工しています。

非常にきれいです。黒檀は非常に曲げにくく大変もろいので、加工は大変ですが、あっさりと作業されています。

詳しいノウハウの講義がありました。(^^)/


吉村会員の道具の紹介です。

作業場の風景です。

 

スペースをうまく使って、道具がキッチリと整理されています。

反対側の風景です。

粉じん対策も特に気を配ってされています。

 

 

特に粉じんが出る作業は、別の場所でされています。

汎用品をうまく使っておられます。

 

 


道具についてです。

汎用のワークベンチに汎用のドリルを固定した旋盤です。

これであの船の精密な作業をされていたとは驚きです。

回転数のコントロールもコンセント側でできます。

 

 

 

 

さらに道具を追加すると旋盤から、丸ノコ盤に早変わりです。

簡単なようで実際には道具が暴れて大変危険で吉村会員ならではの所作ですから、マネしないで下さいネ

 


こちらも汎用工具でうまくディスクサンダーをつくっています。

簡単なようで実際には道具が暴れて大変危険で吉村会員ならではの所作ですから、マネしないで下さいネ。

こちらもコンセント側でオンオフをします。

 

 

 

 


粉じんを吸引する掃除機も普通に売ってるものをうまく工夫しています。

 

 

 


こちらは、マスト加工用の自家製旋盤です。

 

これで、マストやヤードの加工をされています。

簡単なようで実際には道具が暴れて大変危険で吉村会員ならではの所作ですから、マネしないで下さいネ。

 

 


ルーターの代わりに電動消しゴムを使っています。

ザ・ロープ・オーサカのベテラン会員さんも同様の工夫をされていますが、消しゴムの機種は違います。

こちらは、板を曲げるアイロンと型の木えす。

型の木をうまく使うとアイロンできれいに曲げることができます。

 


砲門を空けるための折れた糸鋸を活用したノコギリです。

ちょっとした工具ですが大変便利です。

 


そのほかにも堀会長から色々なノウハウの紹介がありました。

詳しくは是非いちど見学にいらしてください。