ハーフムーン号の前号(4月24日投稿)の続きです。
外板を貼っていきます。
<アップグレード>
今回は、一通張りに挑戦です。
隙間が出来ないように、船首、船尾、中央と寸法を計りながら、板幅を変えて貼り付けていきます。一番難関の外板貼りスタート。
(下地がキッチリと出来ているか再確認です。下地の凸凹を外板で補正することは出来ません)
最初に基準線を決めて左右貼り付けます。
マホガニー材は非常にもろい材質なので注意しないとすぐ割れてしまいます。
(無理をせずにキッチリとコテで曲げます)
キット図面では、最終的に三日月の隙間が出来てこれを埋めるように指示されてます。
船首部分の曲がりが急な為捻りを加えながら板が割れないように、又隙間ができないように左右均等に貼るのに苦労します。
5枚位貼ったら残りの寸法を計り直し、都度板幅の修正をします。
上部が終われば次に下部から残りの部分を貼り付けます。
最後の一枚は現物合せで隙間の出来ないようします。
<3回目の失敗>
ワトコオイルを塗ってしまうと、あとで接着できなくなります!!
全て外板を貼り終わり、ペーパーで凹凸の補修をした後、早く綺麗に仕上げたいと気が焦りワトコオイルを塗ってしまいました。
満足のいく仕上がりにはなったが次の工程で反省する羽目となってしまいました。
<プチ・アップグレード>
キットのウエールは檜材が入っていますが、マホガニーの角材に変更。
一晩水に浸したが、少し力を入れると折れてしまい、カーブに沿って曲げるのに苦労しました。
(マホガニー材は曲げにくいです。サクラ材やカステロ材(柘植代用)は無理な曲げにも応えてくれます。)
先にワトコオイルを塗ってしまった為木工ボンドでは接着力が弱くなってしまいました。
船首部の急カーブ部分では隙間が出来てしまいます。
瞬間接着剤を使って対応しました。
瞬間は、貼り直しが効かない為位置決めに苦労しました。
4本のウエール共隙間なく綺麗に貼ることが出来きました。!(^^)!
図面指示通りの位置に大砲の砲門の穴を開けました。
図面では片舷2門で左右4門砲となっています。
でも、ネットで調べると、片側4門砲の写真が多いです。
4門砲の方がバランスが良いように思えましたので、その方向へ。
<プチ・アップグレード>
手すりも当初の計画通り、マホガニで作り直しました。
支柱もキットは檜の角材ですが、マホガニーの丸棒を少し加工して作成しました。
<4回目の大失敗>
図面と違う改造は要注意!!
散々悩んだ末、砲門は追加したほうが格好よいと判断して片舷2門→4門へ。
何も考えないでウエールのカーブに沿って開けましたが、これが大失敗でした。((+_+))
大砲の砲門は甲板の下側に開きますが、最後尾の砲門が半分ほど甲板の上部にかかってしまいました。
砲門を開けてしまうまで全く気づきませんでした。
今更穴埋めなどの補正も出来ず最大のピンチ。(>_<)
コーレル社の写真には鳥小屋が取り付けられていた為、現物合せで鳥小屋で穴を塞ぐように、小さな小屋を取り付けました。
我ながらグッドアイデア。
これで一つの問題点を解決出来ました。!(^^)!
ここで工具の紹介です。
ホームセンターで購入したミニバイス。
作業机に簡単にセット出来、細かい作業に重宝します。
<アップグレード>
写真上部がキットの格子。
下部がマホガニーで自作した格子。
嵌め込むように改造しました
)^o^(。
<アップグレード>
写真上部がキットのハシゴです。
縮尺の割に部材が太い感じですので、これもマホガニーで作り直しました。!(^^)!
<アップグレード>
右側がキットのポンプ。
ホワイトメタル製で色を塗るようになっています。
左側のようにマホガニーで作り直しました。(^J^)
こだわりで可動式にしました。(^J^)
<アップグレード>
右側がポンプ同様ホワイトメタルの捲揚機
檜の角材を接着するようになっています。
これもマホガニーで作り直しました。
センターに真鍮棒を通し、回転するように改造しました。(^J^)
#4に続きます!! ご期待ください。