製作日誌 サンタマリア SANTA MARIA (3)

hoso santamaria-900x675(59)帆船模型 サンタマリア Santa Maria (scale 1/72)のスクラッチビルドにチャレンジした製作過程の記録です。

今回は  腰板内張り・大砲・船側材の加工工程です。

製作 細川

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腰板内張り

・甲板材を張り終わった個所から 腰板内張り(ブビンガ材)を張っていく。

・甲板 内張りともペーパー掛けした後 オイルフィニッシュする

場所によっては後々作業しづらい個所があるため

※ 内貼り材の巾は外板材の巾より+1mm 継ぎ目が外板の継ぎ目と合わないようする


 

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船体側面にガンポート加工 大砲取付

・上部甲板を貼る前にガンポート加工し あらかじめ  作成した大砲も取り付ける。

・上部甲板下のハッチも仕上げておく。上部甲板材を張ると作業出来ないため

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上部甲板材張り付け 及び腰板内張り

・全ての腰板内貼り後 船体側面の手摺り取付部のカーブ形状を荒加工しておく

 

・右の写真は中央甲板に大砲とハッチを収めたところ  上部甲板の下なので 写真の様には目視できない。

※ 大砲は金属で作りたかったが 手持ち電動工具では困難なため 砲身は黒檀で 部品も7点ほど作ったが 見えるのは砲身の先だけ


 

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ベニヤ板のキール部に上張り材(ホンジュラスローズ材)を張る

厚さ 0.5の薄板をカーブに合わせ何枚にも分けて張る


船側材の加工

・船側材の船体への取付面は 船体のカーブとウェールの出っ張りがあり 形状が複雑なため 型取りしそれに合わせて船側材を加工することにした

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型取り

・お湯で柔らかくなるプラ粘土(100均 イロプラ) 写真では 白い棒状のもの。

・湯の中に入れ温度を上げると柔らかくなる。

・柔らかい内に 木の型に入れ それを船体に押し当てる。     (カッティングマットの横にあるのが“木の型”)

・冷めると固まるので 取り出す。     (船体の横に付いている白い 3本のが 型を取ったプラ粘土の船側材。)


 

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船側材の成形

・バイスの上にあるのが型取りしたプラ粘土と船側材

この型に合わせ取付面のカーブや溝を成形する。

・船体に船側材を当て微調整削りを繰り返す


 

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・青いのがプラ粘土の型 — 取付面の形状モデル

・白い紙が図面から取った型 — 外側の形状モデル

・茶色が船側材 — 青白両方のモデルを参考に  形状を作っていく。

※ 型を取ると左舷と右舷でウェール位置や高さの違いが   よく分かる


 

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船側材の取付

・事前にマーキングした位置に取り付けていく。

・取付時にライトの光を後ろから当て 取付面の隙間の状態を確認し、微調整削りする。


 

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