製作日誌 サンタマリア SANTA MARIA (4)

hoso santamaria-900x675(88)帆船模型 サンタマリア Santa Maria (scale 1/72)のスクラッチビルドにチャレンジした製作過程の記録です。

今回は手摺の取付・グレーティング・船尾の飾り格子です。

 

hoso santamaria-900x675(59)

手摺り取付面の成形

・手摺り取付面は幅が狭いので ルーターに取り付けた

自作のロールペーパー ディスクペーパーにて形状を整える。

hoso santamaria-900x675(115)

 

 

 

 

 


 

hoso santamaria-900x675(65)

手摺りの取付

・手すりの材料は さくら材とした。

厚さ1.5mmの巾4.5mmの板材は曲げに強いと思われた

・厚紙で型取り (写真なし)

A曲げはするがB曲げは回避するため 厚紙で船体手摺り取付部に合わせ型紙を作成する。それで材料取りの形状を決める。

・板材を水に浸した後 スチームアイロンなどで形を決め  A曲げの大きい中央部は 写真の様にバイスで  挟み込み一晩置いておいた。


 

hoso santamaria-900x675(72)

船体への取付時

・手摺り材の形状は大まかに決まっているが  付けてみると若干隙間などがあき 手直しが必要

・再度 手摺りを水に浸たす。

・ボンドを付け所定の位置に張り付ける。

・接着の補助具にて手摺り材を固定  この時 若干の位置調整や隙間調整が出来る。

・手摺りは少し巾広にし 接着後 巾の修正する


 

hoso santamaria-900x675(124)

手摺り取付用の補助具

・外板 内張り材を挟み込みネジで固定する。

・手摺り材押さえ様のネジを締め圧着する。

・1か所の手摺りに対し3〜4か所使用した。


 

hoso santamaria-900x675(64)

グレーティングの製作

・グレーティング材の製作

長さ100mm 巾4mm 厚さ0.8mm(丸鋸の巾に合わす)

※ 右写真は サンタマリアのではないが参考に


 

hoso santamaria-900x675(66)

グレーティング加工の準備

・サーキュソーにグレーティングの溝巾と同じ巾の丸のこ刃を取付

・サーキュラソーに治具を取り付ける

・丸のこ刃に指が触れないように 又 まっぐに押せるように ガイドの板も付ける

・ グレーティンク材を 15枚程度束ねる マスキングテープで 2〜3ヶ所巻く(糊付けはしない)

・ガイド板と束ねたグレーティング材を持って 溝を切る マスキングテープテープごと溝を切る

・切り終わったら テープを外す 後は組み付け外枠に入れる

・写真は 治具と 束ねたグレーティング材


 

hoso santamaria-900x675(71)

・事前に作っておいた外枠にグレーティングを入れ 接着し 形状を整える。

※ 写真のペーパーはウレタンに両面テープにてペーパーを  張り付けたもの。 自由に曲がるので便利。


hoso santamaria 2-900x675(1)

船尾面の飾り格子

・縦方向の部材は グレーティング材と同じ要領で 水平に交差する個所に溝を入れる。

・写真は格子の縦の支柱、まとめて溝をhoso santamaria 2-900x675(3)入れる

・右舷側と左舷側は 90度では交差しない。現物の傾き程度を加味し角度を決める。

・水平方向の角材には溝は入れない。


hoso santamaria-900x675(87)

・船尾の格子と手摺りの支柱は位置と傾きを 同じにする。

 

 

 


何か質問がございましたら メニューのご質問から お問い合わせください。