午前中は、各自船を持ち寄って先輩から製作アドバイスを個々具体的に受けていました。
細川会員のサンタマリア号です。
ウエルは黒檀ではなく、黒染めです。
良い感じに仕上がっています。
船体艤装は殆ど完成です。
いよいよマストを立てようという段階まで進んでいます。
後戻りのないように慎重に計画を練る必要があります。
堀会長からアドバイスが次々とでます。
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カメルーンエボニーは非常に堅く成形に大変苦労されたそうです。
臼砲はまだ設置されていません。
キットからアップグレードし自作を予定されています。
金属の装飾部品は船体とマッチしなかったので、雌型をとり樹脂で再現されています。
このキットのフィギュアヘッドなぜか英国艦のビクトリーと同じものです???
先を急がずゆっくりと反復しながら進めています。
帆船模型では急ぎ仕事をすると、手戻りがが発生し、時を浪費します。
一つ一つの作業で、先の先まで見通して作業をすることが、結局はスピードアップにつながります。
講座の詳細は別途メニューを起こす予定ですが、現在CG作業中で今しばらくお待ちを・・・
早いもので作品展まで1年ちょっとしかありません。
みなさん急がず、飽きず、諦めず根気良く作品に取り組んで下さい。
大継新事務局長が説明をします。
今回は、現在作成中のソリブン オブ ザ シーズを持参しての講義です。
この船はチャールズ1世の命で1637年進水した90門の三層甲板艦(スリー・デッカー)です。
英国では1610年進水のプリンスに継ぐ2隻目のスリー・デッカーです。
豪華絢爛で、装飾だけで6691ポンド、船体は65586ポンドもかかった船です。
英蘭戦争にも当然でており、オランダから黄金の悪魔と恐れられていました。
1660年に大改装をし、ロイヤル・ソブリンと改名しています。
武装も100門艦になっています。
1685年にも大改装をしてフランス戦に備えています。
1697年にチャタム造船所で、事故により消失しています。
今回は、現在作成中のソリブン オブ ザ シーズを持参しての講義です。
この船はチャールズ1世の命で1637年進水した90門の三層甲板艦(スリー・デッカー)です。
英国では1610年進水のプリンスに継ぐ2隻目のスリー・デッカーです。
豪華絢爛で、装飾だけで6691ポンド、船体は65586ポンドもかかった船です。
英蘭戦争にも当然でており、オランダから黄金の悪魔と恐れられていました。
1660年に大改装をし、ロイヤル・ソブリンと改名しています。
武装も100門艦になっています。
1685年にも大改装をしてフランス戦に備えています。
1697年にチャタム造船所で、事故により消失しています。
このキール材は図面と10数ミリもずれています。
フレームの切り込み位置もバラバラに10ミリ以上もずれています。
この段階から、砲門の位置を考える必要がありますが、
図面が実物とズレているので、このズレを考えなてどういう風に大砲を配置するか検討します。
フレームの切り込み位置もバラバラに10ミリ以上もずれています。
この段階から、砲門の位置を考える必要がありますが、
図面が実物とズレているので、このズレを考えなてどういう風に大砲を配置するか検討します。
この船は金属装飾が多いのですが、キットの鋳物は大抵真鍮ではなく、ホワイトメタルの鋳物ですが、硬く曲がらない割には、よく歪んでいます。
船体に合うか?確認が必要です。
今回はフィギュアヘッドが微妙に会わない為、ステム側を鋳物の凹部にあわせて削るとうの苦労話がありました。
船体に合うか?確認が必要です。
今回はフィギュアヘッドが微妙に会わない為、ステム側を鋳物の凹部にあわせて削るとうの苦労話がありました。
マストの来る位置にはマスト受けが加工されています。
フレームを組む段階で、後々のことを十分考えて、今できることは今しないと後回しにすると大変です。
キールをカメルーンエボニーにアップグレードしていますが
そこで出てきた疑問が鋸の使い方。
正確に直角に切るにはどうしたらいいか?
腕自慢の会員がホワイトボードを使って解説しました。
キールのスカーフ(継ぎ手)についても質問が飛び交いました。
またキールの上にスターンがのるのですが、位置関係について議論が交わされました。
堀会長から、スターンは外板が貼れてから最後に差し込んだ方が、綺麗に作成できる旨のアドバイスがされました。
そこで出てきた疑問が鋸の使い方。
正確に直角に切るにはどうしたらいいか?
腕自慢の会員がホワイトボードを使って解説しました。
キールのスカーフ(継ぎ手)についても質問が飛び交いました。
またキールの上にスターンがのるのですが、位置関係について議論が交わされました。
堀会長から、スターンは外板が貼れてから最後に差し込んだ方が、綺麗に作成できる旨のアドバイスがされました。
帆船豆知識として五十嵐会員から実船のフィギュアヘッドの各国の特徴・歴史的変遷について説明されました。
今回はここまでです。次回以降をお楽しみに・・・・