ハーフムーン号
1609年にオランダ東インド会社に雇われたヘンリーハドソンが米国東海岸探検に用いた船=HalveMaenでハドソンは英国人ですが、船はオランダ船です。レプリカのHP
2艘目の帆船です。初作品は作るのに精一杯で、製作記録も何も残していなかったので今回は出来うる限り記録を残してご紹介します。
(失敗も含めて・・・)
初作品はコーレル社のアンフィオンに挑戦しましたが、説明書・図面等が理解できずに苦労しました。今回は国産メーカーを探し、ウッディジョーのハーフムーンに決定しました。
ネットで購入し、中身を見てびっくり!!
木製部品は殆どがレーザーカットされた部品で、船体はマホガニーだが他の部品は白木に薄い板を貼り付けたり、塗装する様になっている。極めつけは、滑車等はプラスチック!!
ポンプ等はホワイトメタル!!
に塗装となっている。
手間暇おしまず材質をマホガニーで統一し全て部品は作りなおすことにしました。極力アップグレードしていきますのでご期待!!
手持ちの板を流用して船台をつくり、キールをはめ込みます。
キールはキットの合板を使用。
レーザーカットされた部品を切り離し、船首部・船尾部のフレームを組立てます。
精度が出ており狂いなく組み立てられます。
このキットは船体が3分割となっています。
フレームを組み上げた状態です。
キャビン入口ドアはキットでは板を貼り付けるだけです。
<アップグレード>
開閉式のドアにし、小さな小部屋を作りました。
外版を張る前に小部屋を取り付けておきます。
扉の仕上がりはこんな感じです。
次は、甲板の板の貼り付け作業です。
厚み0.5mmのマホガニー材を張りますが、 後でペーパーかけの修正がしにくく結構気の使う作業となりました。
<プチ・アップグレード>
甲板材の側面を鉛筆の芯で塗りつぶし、貼った後黒い筋が薄く浮き上がるように工夫しています。
マホガニー材の甲板を張り終え、マスト取り付け穴を空けた状態です。
#2へ続きます。
17世紀のオランダ船は18世紀の英国船やフランス船とは違い船首、船尾の曲りが極端です。これに結構手を焼きます・・・・・