2月18日13時30分からイノダコーヒー三条店2階で例会を開催しました。
今回も16名の出席となりました。
今回は、大型のガレオン船を持ち込んでの帆船談義でした。(^o^)。
尾崎会長からロープの毛羽立ちの処理方法について紹介があり、ホワイトボンド、蝋、パラフィン、布のり、ゼラチン、とためし最終的に配合糊剤で満足いく結果が得られ、その処理方法の紹介がありました。
写真の様に見事に毛羽立が抑えられています。
福田会員からシナ材(basswood)の表面処理方法の説明がありました。
キットによく入っている材で加工性は良いのですが、表面がボサボサでサンディングしても上手くいきません。今回福田会員から大変簡単で有効な処理方法の実演があり、会員みなさん総立ちで見入っていました。
堀事務局長から良いウォルナットの入手方法とウォルナットを使った滑車の加工方法など、グレードアップのコツの紹介がありました。そのほか、西村会員から自作の低回転型ルーターの紹介もありました。また豊岡会員から、1980年ころに売っていたイタリア・エアロピコロ社の高級外板曲機と同様の普通の半田コテにつけて外板を曲げれるヘッドをアルミで自作され、希望者にプレゼントされ、皆さんに大変喜ばれていました。
道具は、好みがあり、買ってもお蔵入りの道具も多々ありますので、4日に特別講習を行い実際にバンドソーやルーター、丸鋸、旋盤などを触っていただいてイメージを抱いてもらうこととなりました。
豊岡会員の大型ガレオン船(ポルトガル)を持ち込んでの帆船談義に花が咲きました。スプリットセイル・トップマストのリギングで盛んに話が盛り上がりました。
ブランデンブルグの「ベルリン」やフランスの「ラ・クローン」、オランダの「プリンスウィレム」などがスプリットセイル・トップマストを備えていますが、文献が意外になく、4日の特別講習でR.C.AndersonのThe Rigging of ships in the days of the spritsait topmast1600-1720やドイツ語ですがRolf HoechkelのModellbau von Schiffen des 16 und 17Jahrhunderts(16~17世紀の帆船模型)も持ち込んで詳細なリギング談義を予定(?)しています。