帆船模型 サンタマリア Santa Maria (scale 1/72)の スクラッチビルドにチャレンジした製作過程の記録です。
今回はセールの染色 ミシン掛けの工程です。 製作 細川
4-1 セールの染色
-1. 準備
・セールの生地・・ 薄い生地でオフ白
・染料–DYLON ダイロン 色番号53
・食塩
・重量計–(キッチンスケール 小数点1桁まで計れる もの)
・温度計(100℃まで計れるもの)
・ステンレスのボール(IHコンロで使用できるもの) ※ 100均の店で 200〜300円 3L位の物
・卓上 IHコンロ
① 生地を衣類用中性洗剤で洗う(のり 柔軟剤を取る)
② 生地 112cm×100cm 重さ65g と染料 1.3g を準備
③ 130ccの熱湯(80℃)に染料1.3gを入れ よく混ぜる(30秒程)
※ 卓上のIHコンロは この作業には便利でした。
④ 1.56L の熱湯(80℃)に食塩7.8gと ③の染料を入れ混ぜる。
⑤ 生地を入れ 20分もみ洗い。
⑥ 浸けおき 20分 時々混ぜる。
※ 染料を入れた液が染め上がるにつれ透明に近づく 生地が重なっていたり外に出ていると色むらができる。
⑧ 中性洗剤で洗い陰干し
⑨ キーピングでアイロン掛け
※ 今回はステンレスボールの 大きさの関係上 約1㎡程の 布地しか染色できなかった。
ミシン掛けでの失敗が多く 再度染色からの作り直しが 多かった。
手順や材料の量は染料メーカーの指示通り(追加で作り直しが必要な時 染めた色が合うようにする)
4-2 生地の裁断 ミシン掛け
-1. 準備
・ミシン 振り巾 0 縫い長さ 1.6 糸調子 自動
・セール生地 綿 (ノリ付けせず アイロン掛けあり)
・ミシン糸 #90 ポリエステル col 48
・半紙 トレーシングペーパー
・チャコペン
・マスキングテープ
-2. ミシン掛け
ミシン掛けの方向はたて糸側にするも セールにミシン掛けすると生地に凹凸が入る。
薄い生地ではそれが顕著に表れる。
・ミシンの設定条件(縫い長さ 糸調子・・・)
・生地やミシン糸の選定
・下準備の問題(のりづけ アイロン掛け・・・)
要因は色々と有ると思うが きれいにミシン掛けができない! 一番はミシン掛けスキルの無さだな〜。
今回は ミシン掛け① ミシン掛け② で作り見てくれの 良い方を採用した。*不満だらけだけれど*
ミシン掛け①
生地に直接 線を引き その線に合わせてミシン掛けした。
① 生地のたて糸方向にミシン掛けの線を書き込む。チャコペンにて記入
② その線に沿ってミシン掛けをする。ミシン掛け後の布には凹凸が大きく出た
③ 同じ生地にミシン掛けをしても 凹凸が目立つ時と 目立たないときあり。添え手の動きが一定にならず。
しかし 小面積や短い縫い代では凹凸目立たないこともあり
ミシン掛け②
半紙(又はトレーシングペーパー)を下に置き 布地と一緒にミシン掛けする。
① 布地と紙を重ねてミシン掛けをした。 縫い終わってから紙は取る。
② ミシン針の直線状に線を引く。
半紙にミシン掛けの線を引いておく。
③ ミシン台の上に書いた直線目安の線と半紙に記入した 線を合わせながらミシン掛けする。
ミシン針を気にせず 線を合わせ一定に 送ることだけに集中する。結果は
ダメだ! 最悪 まずまず
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