4月の例会の様子

4月の例会の様子の報告です。
  火曜日23日から作品展が開催です。
遅くなりましたが4月の例会の様子です。
今回は14名の参加でした。


いよいよ4月23日から作品展を寺町三条上がるギャリエヤマシタ1号館で11時から開催です。

机などの資材搬入
帆船模型の搬入時間、搬入方法など確認です。
展示会場の配置についても最終確認が実施されました。
会員の発案で会場にプロジェクターを置いて製作過程の写真をスライドショーすることとなりました。
どうぞご期待ください。

製作の最後の追い込みをしている作品たちです。

サンタマリアです。
1492年コロンブスが船団を組んだコグ船です。
キャラック船としてる文献もあります。
綺麗な生地仕上げです(塗装をしていない生地のまま)

カティサークです。
洋酒の名前でも知られる大変有名なティークリッパーです。
 英国に復元船が展示されています。
一度火災にあいましたが。
大変大きな作品です。
この船の船底は銅板張りです。
どこまで作業が進むか期待されます。

小船たちです。カッター、ディンギーなどなど

精密な加工を是非ご覧ください。
当時の船は現代のように岸壁に接岸して荷卸しすることは極まれで
沖に船を停めて、小舟で岸壁の間を往復して水、ワイン、人、物資を運んでいました。
船は甲板上やバラして船蔵など結構たくさん積載していたようです。


 3月の例会の時に、黒檀の外板の曲げ方について、五十嵐会員から説明があったのですが
今回、大継事務局長が実際にソブリンオブザシーズで3mm厚さの黒檀がいとも簡単に綺麗に曲がったと報告がありました。
また独自に作成された道具の説明もありました。

今回は、大継事務局長からLadder(階段)の製作方法について質問が寄せられ、会員各位からワイワイと技術披露をしました。

堀会長から効率的に綺麗に作成するコツの伝授がありました。
特別な道具なしに、ナイフひとつで作成する方法を紹介されました。
本を一生懸命見るよりも、実際に製作した者どうしで議論したほうが実際的なノウハウの意見交換ができたようです。
帆船豆知識のコーナーでも紹介していますのでご覧ください。
写真は堀会長の作品の豪華絢爛な階段の紹介です。
これらはベル・ラダーと呼ばれる階段で見栄えがしますが、加工も大変です。
では、皆様 作品展でお会いしましょう(^_^)
P.S.
今回からプロジェクターをエプソンのものに換えました。
大変綺麗に写り好評でした。