今回はリギング一歩手前まで進めます
○甲板作業
○手すり
○リング作成
○ウエル取付
○船体艤装
【甲板作業】
甲板材は125mmの長さに、梁の間隔は25mmで釘穴を表示。
甲板の曲がり、広がりを防止する為に、スケールをあてながら貼付け加工を。
グレーティングは枠から取り外しできる様な構造にし、甲板への取付はピンを 打って位置決めを確実に。
キャビンへの出入り口ドアは開閉構造にし、階段をつけています。
マージンプランク加工は、甲板張りの一部残した状態でマージンプランク加工に 着手、ブルワークの赤色塗装後に固定する予定です。
【大砲の索具の準備】
大砲の索具 ブリーチングロープをブルワークに取付ける金具 屋上配管止め0.6φ 2連が残るので、1穴に切断加工。 一連のエッチング部分は、取り外さず穴にリングを通した上でロー付を行います。 ロー付けが完了後に個片として切断し、酸洗い後に、黒染め加工を行います。 金具にブリーチングロープを予め取付後に、ブルワークの穴に瞬間接着剤で 取付ける。
リングの製作 0.5φ真鍮棒を焼鈍し、1.4mmのドリルに巻き付け、Harp ステンレス鋏で 1個づつ切断します。 切断したリングは、酸洗い(サンポール)を行います。 洗い終えたリングを電線管の1っ穴に通し、リングを正常な状態に加工します。
ロー付加工 粉銀ローでの加工を行います。 ロー付のスキルを上げるまでにはチョット時間が掛りますが、回数を重ねて 完成度を上げて下さい。
ロー付すると残渣が残りますので酸洗いを行います。
酸洗い後に黒染加工を行います。 水洗いして余分の色を洗い流します。
1.甲板の貼付けを、ブルワークの赤色 塗装後に行う為、甲板貼りを一部を残した状態で接着し、キャンバー等の正確を 期す様にしました。
2.貼付け後、残りの甲板材を木工ボンドで貼付け、ペーパー仕上げ後にワトコオイルを 塗布しています。
アイボルトを甲板に取付ける際、甲板下の合板部で折り曲げ接着します。 同時に支柱部分裏を補強しています。
甲板を貼り付け後、手摺を取付けて、格子(グレーティング)を取付けました。
カルバリン砲の取付は真鍮パイプ 外径1.6mm 内径1.5mmを手摺に埋め込んで います。 早とちりで手直しする事に!!
ウェールの取付するのですが、船首のR部分 での黒檀材の曲りが厳しく浮き上がっている。 さて、どうするかの課題に直面しています。
図面にはありませんが、排水口をつけて見ました。真鍮パイプ 1.6φを使用しています。
反省点 手摺と甲板面の寸法(フレームNO4.5.6のブルワークの高さに)に1mm程度の誤差がある。 フレームとキール組立時に修正が必要であったが、見過ごすミスを犯している。
針先を使用し少量を塗布をします。
ガムテープに剤を盛れば長持ちします。
完成したグレーティング
キャンバーに合わせたR加工を します。
ウォールナットの板材 厚さ3mm 幅100mm 長さ500mm 購入価格 832円 製材し ①3*3mm 6枚 ②2.5mm*6mm 6枚 ③3mm*5mm段付き 3枚 ウェール他に使用 グレーティングの枠として使用
カルバリン銃の取付台の個片の切断加工は 加工治具を用いて行います。
ピンレールとビレーピン キャットヘッド バウスプリット マスト等 ウォールナット材で手加工すれば、見栄えが良くなります?。
キャットヘッドは3mm角材の組木 その上で滑車穴を加工しています。
キットではセールが無い為、セールを 張るのにビレーピンの数を増やす事に しています。
キットに入っているビレーピンは首下が 短く、ロープを括るのが困難なので、 市販のビレーピンに取替えています。 このビレーピンで は 10mm長さ
金具は真鍮帯鋼2.0mm×0.4mm と真鍮棒0.7mmを粉銀ロー加工後、黒染め加工を施しています。
船室への階段、ドア、スライド天板は グレードアップしています。
大砲はキットのものを捨て、市販品の ものに変更しています。 購入単価が 201円と高い為に 「ブルーミックスⅡ」で製作する。 1隻に10門なので、2010円になる。
キャリッジはキットの物を使用し、砲門のみ つけ替える。
船室への階段とドアをつけて見ました。
ウインドラスの受台をクルミ材に造り替え
バウスピリットの受台、ピンレール造り替え
真鍮棒0.6φ 28mm
デットアイに締め付ける
クリート加工
キットに入っているクリートは、船体等への取付が難しいのと、 ロープを巻き付け為のスペースがないので、自作する事に しました。
ウォールナット
2.5×3.0
真鍮棒 0.7φを接着
写真の右上がキットのクリート
中はプラスチック製 下は金属製
次回は、ラダー製作を紹介します。
そのあとはいよいよ帆艤装です。