製作日誌 リンクスLynx バルチモア・スクーナー#9

Ling00 リンクス製作日誌
A Lynx Building-Log
前回#8(8月26日投稿)の続きです。
第9回目は 銀ロウ付け(SliverSoldering)です。
The 9th is SilverSoldering.

 

 

Ling01真鍮線からリングの作成
C型にリングを作ってつなぎ目を銀ろう付けします。
火傷や火事にならないように十分注意して下さい。

銀ロウ付けは、やや面倒ですが、瞬間接着剤や半田付けに比べて、大変強固に接合でき習得しておくと便利なテクニックです。
また、黒染めができます。(銀は黒染めできますが、半田はできません)
(小さな部品はラッカー塗料では上手く塗装できません、黒染めが綺麗に黒くできます。)


銀ロウ付けで、大事なことは、つLing02なぎ目が密着することです。
少しでも隙間があると成功しません。
しかし真鍮線をニッパで切ると切り口が図の様になっています。
(精密ニッパ等で何千円もするニッパでカット面がフラットなものはありますが)


Ling03 これをヤスリがけし綺麗にして、接合面が密着できているか確認しましょう。

 

 

 


Ling04接合面は綺麗にします。必要であればサンポールで酸洗浄しましょう。

 

 


Ling05
銀ろうは、つけすぎないようにします。
セラミックボードの上におきます。
ピンセット等でつまんで空中でバーナーであぶっても上手くいきません。
必ずセラミックボードの上で銀ろう付けします。


Ling06小さなリングがバーナーの炎の勢いで飛ばされないように固定します。
セラミックボードの穴にあう直径1.2mmの釘や鍵状に曲げた針金を使います。
固定用に鉄を使うのは、真鍮と比熱が異なるため、万一フラックスが流れて来ても銀ロウ付けされないからです。
バーナーの当て方は、ビデオにあるように、いきなり銀ロウに炎を当てるのではなく周辺からあてます。
一瞬光ったら直ぐにやめます。
早すぎると付きません。遅すぎると真鍮線が溶けてしまいます。


Ling07銀ロウ付けが終わったら熱いですからピンセットでつまみます。
サンポールで酸洗浄して十分フラックスを落とします。
最後に水で洗浄します。

 


 

Ling08デッドアイなどは、大小3つの輪をつなげる必要があります。

 

 

 


Ling09 必ず最初に小さな輪を作ります。
その後C型のリングを入れて大きな輪の銀ロウ付けをします。

 

 


Ling10 そのときに、小さなリングに熱が伝わらないように、セラミックのかけらで覆います。

大きなリングを先に銀ロウ付けして後から小さなリングを銀ロウ付けすると、
小さなリングの銀ロウが広がって流れてしまい大きなリングと小さなリングがくっついてしまします。
十分に注意しましょう。