筆者がバタバタで気が付けば1カ月が過ぎていました。
遅くなりましたが9月の例会の様子です。
今回は11名の参加でした。
午前の部は2隻のサンタマイアとビーグル号についてみんなでワイワイやっていました。
吉村さんのビーグル号です。
この船は通常と異なり上下二枚の砲蓋です。
精密に再現されています。
甲板の釘の細工の細かさに注意です。
また、スカッパー(排水溝)を精密に□に再現してます。
□は大変作業が難しいのですがきれいに再現されています。
米川会員のサンタマリアです。
防舷材が綺麗に作られており、色合いが大変綺麗です。
細川さんのサンタマリアです。
こちらも防舷材が綺麗に収まり、米川さんとは材の違いから風合いが異なっています。
午後の部です。
大継事務局長から次回の会場について説明がありました。
来年4月の作品展に向けて、各自に作品を持ち寄りレイアウトの確認や撮影の手順の確認をします。
細川会員から道具の紹介がありました。
政策日誌にもありますとおり、氏は色々と工夫されています。
木工ボンドに瞬間接着剤用のノズルを仕込む方法の紹介がされました。
意外に簡単で、これが実に便利です。
詳細をお知りになりたい方は、会まだお問い合わせください。
スポンジに空研ぎやすりを付けたもので、船体成型に重宝します。
次に米川会員のサンタマリアの紹介です。
氏が以前作成したブルーノーズは、昨年のザロープオーサカの作品展に出品され、
東京のザロープのブログでも紹介されるなどそのクオリティーの高さは定評があります。
今回は、サンタマリアの作成についての紹介です。
スクラッチビルドですが、キールの部分を銘木に変えておられます。
船体のフレームですが、図面が不正確で苦労されたそうです。
見える部分は、こちらも銘木に変えておられます。
サンタマリアの難所のひとつの船尾の曲げの苦労談です。
船尾は、ラウンドスターンで、一点に集中します。
このころの造船方法(シェルファースト)も理解しないと綺麗にできません。
綺麗に張られています。
格子もきれいに張られています。
だいたい実物の講師は3インチ=76mmと言われていますのでそれと縮尺で正確に再現されています。
歪みもなくきれいに仕上げておられます。
格子の作り方は実は、いろいろな方法があります。
ご興味のある方は、会までお問い合わせください。
大体船体が出来上がりつつある状況です。
船尾の装飾をフライス加工されている様子です。
米川会員は、会でも唯一のフライス加工の使い手です。
ピッタリと綺麗に収まっています。
これは接着している様子です。
堀会長から作成中のフランス艦シレーヌの政策注意点について講演がありました。
作品展は来年の4月です。
会員の皆さん造船所をフル稼働で頑張りましょう!!