今回も和気あいあいの例会でした。
手摺は紫檀の一枚板から切り抜いて
綺麗な仕上がりとなっています。
19世紀の全装バーク型帆船
(3本マストで、前墻と中墻に横帆をつけ、後墻だけ縦帆を装備)です。
余談ですが1817年12隻発注され、1818年Woolwich造船所で起工され、1820年進水しています。
7803£だったようです。
ウォールナットの艶が何とも言えない高級感を醸し出しています。
この丸っこい船体を綺麗に張るのは相当な経験がないと難しいでしょう。
フィラーの重点と整形は完了されているようです。
キール部分は黒檀でグレードアップされています。
午後は、今回から各会員の道具の紹介です。
今回は福田会員の道具の紹介です。
自作押切り、自作ルーター、100円のレジンです。
アマティ社のマスターカットの自作版です。
カッターナイフの刃を前後逆にしてナイフの柄を使って押切ます。
とても簡単ですが、使いここち抜群のアイデア・ツールです。
RS540モータにドリルチャックをセットし水道の塩ビパイプで持ち手を構成しています。
DC/DCコンバーターで速度制御していますので
低速でもトルクが抜群で使いよいツールですが、
DC/DCコンバーターは結構専門的となります。
三端子レギュレーターLM338などの廉価な部品でも
でもいけないか検討することになりました。
5Aのキットで秋月電子で600円です。
高効率なスイッチング電源ですとHDR12003を使った3Aのキットで1000円です。
これに適当はACアダプタを付けるとできますが、65Wで1850円しますので
結構な額になります。
低速でもトルクが抜群で使いよいツールですが、
DC/DCコンバーターは結構専門的となります。
三端子レギュレーターLM338などの廉価な部品でも
でもいけないか検討することになりました。
5Aのキットで秋月電子で600円です。
高効率なスイッチング電源ですとHDR12003を使った3Aのキットで1000円です。
これに適当はACアダプタを付けるとできますが、65Wで1850円しますので
結構な額になります。
(注意:絶対に光を見てはいけません)を使って効果させます。
次回は米川会員の道具の紹介の予定です。
お楽しみに(^O^)
ソブリン オブ ザ シーズ(黄金の悪魔)を製作されている大継事務局長から
甲板はりについて講義がありました。
甲板は、板をつなぎますが、これを3Butt、4Buttとつなぎ方のパターンがあります。
図は英国船のものですが、フランス船やオランダ船で同じ3Buttでもパターンが違います。
甲板はりについて講義がありました。
甲板は、板をつなぎますが、これを3Butt、4Buttとつなぎ方のパターンがあります。
図は英国船のものですが、フランス船やオランダ船で同じ3Buttでもパターンが違います。
甲板材の幅はどの位かの講義もありました。
実物で以下のとおりです。時代とともに細くなります。
16世紀初30~46cm
17世紀 25~41cm
18世紀 20~36cm
19世紀 15~20cm
実物で以下のとおりです。時代とともに細くなります。
16世紀初30~46cm
17世紀 25~41cm
18世紀 20~36cm
19世紀 15~20cm
ところで、船首部分になると甲板のカーブの部分は斜めにプランクを切るのではなくJoggled:ジョグルといってかみ合わせになります。
先端は幅の1/3の幅、長さはプランクの幅の2倍以内がルールです。プランク、マージンプランク、ウォター・ウェイと並ぶと帆船模型製作技法61ページにもあります。
マージンプランクはこのジョグルを受け持つプランクの1.5倍の幅広のプランクです。
ところが、ガレオン船でマージンプランクをしようとすると???となります。
マージンプランクはこのジョグルを受け持つプランクの1.5倍の幅広のプランクです。
ところが、ガレオン船でマージンプランクをしようとすると???となります。
これは次の図にあるのようウォーター・ウェイの構造が時代とともに大きく異なるからです。
17世紀のガレオン船ではウォーター・ウェイが幅広で、プランクに載った形になるので、ジョグルやマージンプランンくの部分は隠れてしまいます。
17世紀のガレオン船ではウォーター・ウェイが幅広で、プランクに載った形になるので、ジョグルやマージンプランンくの部分は隠れてしまいます。
今回は、書籍紹介コーナーでも紹介しましたThe Construction&Fitting of the Einglish man of Warから図を引用しています。
余談ですが、「man of war」は決まり文句で「戦列艦・戦艦」の意味です。
余談ですが、「man of war」は決まり文句で「戦列艦・戦艦」の意味です。
また6月の例会をお楽しみに